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フロー・フェスティバル ヘルシンキ 2022

HAPPENINGText: Victor Moreno

土曜の夜、フローに戻ると、生き生きとしたセット上に太陽がまだ高いとき、ニューヨークのラッパー、プリンセス・ノキアが、素晴らしいエネルギーを作り出していた。彼女のすぐ後、フローレンス・アンド・ザ・マシーンが出番となった。フローレンス・ウェルチは、白いドレスをなびかせて、ステージ上をにこやかに漂い、ダークでありながら高揚する歌で聴衆を惹き付きた。バンドは、2009年にアルバム「Lungs」で大成功にデビューを果たしてからのクラシックな曲や最新アルバム「Dance Fever」から数曲、合間に他ヒット曲を挟みながら演奏した。




Bikini Kill, Photo: Konstantin Kondrukhov

フローレンス・アンド・ザ・マシーンが演奏中、ビキニ・キルが大きなテント上のステージにいた。ベイブス・イン・トイランドのファンである彼女たちは、シンプルなセットで、ピンクの大きなロゴを背景に、異なる色のドレスを着ていた。ライオット・ガールが、今日的で、人々がそれを受け入れることを目の当たりにしたことは素晴らしい。しかし、バンドのコロナ感染対策のため、フォトグラファーたちは、マスク着用を強いられ、ステージから4m離れたところでピットに潜っていた。バンドは、このコロナを理由に最後、いくつかの行程をキャンセルしなければならなかったのだ。ただ、20m以上離れたピットの脇にいた警備でさえ、27度以上の気温、それかテント内だとそれ以上の中、全てのショーの間マスク着用を強いられていた。ガールズ、本当?




Marcel Dettmann, Photo: Konstantin Kondrukhov

ちょうど深夜になる前、ベルリン拠点のDJ、マルセル・デットマンは、レジデンス・アドバイザー・ステージでクラシックテクノの非常に鋭く、押しの強いショーで素晴らしかった。デットマンは、ベルリンにある評判のあるベルグハインの初期からの専属DJで、より最近だと昨年、映画「マトリックス レザレクションズ」の初日サウンドデザイナーとして活動した。




Fontaines D.C., Photo: Konstantin Kondrukhov

深夜、ダブリン拠点のポストパンクバンド、フォンテインズD.C.は、ブラック・テントにてステージに現れた。ますます多くのヒットを生み出し、世界中で明らかにファンが増えている。視覚機材なしの素晴らしいむき出しのショーであった。

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