堀康史
PEOPLEText: Ayaka Sato
立体作品「食品サンプル」シリーズについて教えてください。
「日本のものを使って何か作れないかな」という想いで、日本で生まれた「食品サンプル」を使うことにしました。「食材」でも「料理」でもない、「主食」をモチーフとして主に選んでいます。そうすることで得体の知れない物のような、曖昧な感覚が出せるのではと考えました。
食品サンプルシリーズ「そばボール」ビデオ, 2010
作品からは「ユーモア」や「笑い」のセンスを感じますが、どうしてこのような作品を制作されているのでしょうか?
タレントである松本人志さんの「食べ物には食べる以外に利用法がある」という考え方や、「食べ物を粗末にするとクレームがくる」ことに対しての「不満」に大変共感を覚えました。無理に「笑い」にしようとは思っていませんが、意識はしています。
おりがみシリーズ「happy」樹脂, 2010
「おりがみ」というシリーズも行っていますね。こちらはどのようなコンセプトがありますか?
「食品サンプル」と同じように、日本のアイデンティティーを再認識させるような作品を目指しています。少し手を加えて、おりがみの魅力をさらに引き出していきたいと考えています。


おりがみシリーズ「うさぎ」「うま」石粉粘土, 2011
今回制作いただいたSHIFTのカバーデザインについて教えてください。
DOTMOVで入選させて頂いた作品の「SHIFT」バージョンです。制作させて頂きありがとうございました。
最後に何かメッセージをお願いします。
記事をご覧頂き、ありがとうございます。まだまだ自分のことで精一杯ですが、いつか皆さんに貢献できると幸いです。
Text: Ayaka Sato

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