アルル国際写真フェスティバル 2013
評価が今一つだった2012年に比べ、今年のアルル国際写真フェスティバルは専門家達から満場一致で高い評価を受けた。フェスティバルのオープニングウィークには専門家が集まり、大規模な講演会やスライドショー、オープニングイベント...
評価が今一つだった2012年に比べ、今年のアルル国際写真フェスティバルは専門家達から満場一致で高い評価を受けた。フェスティバルのオープニングウィークには専門家が集まり、大規模な講演会やスライドショー、オープニングイベント...
コレクティブ・フォリは著名な日本のアーティストである川俣正(1953~)の構想から生まれた巨大な木製のタワーだ。東京藝術大学の元教授である川俣正は、現在パリ国立高等芸術学院で教鞭を振るっており、また極めて重要な国際的なア...
既に大きな成功を収めているこの展覧会は、オーストラリア生まれのロン・ミュエックが、パリにあるカルティエ現代美術財団で開催する2度目の展示会。前回も、2005年に同じ場所で盛大に開催された。 会場には、最近制作された彫刻...
ル・フレノワ(国立現代美術スタジオ)は、そのハイレベルな美術学校と、学生と招待アーティスト講師による革新的な展覧会、実験的な試みが世界的な評価を得ている。今回のル・フレノワの新しい展覧会「ウォールデン・メモリーズ(森...
2012年10月の始めからリールとその周辺エリアでは、文化イベント「リール 3000」が文化的で芸術的な盛り上がりをみせている。 世界最大の古物市が開かれることで有名なフランスの都市リールは、2004年にヨーロッパの文化都市として...
公園の木々が黄金に色づき、落ち葉が並木道を覆いだす頃、秋のパリは「FIAC」の季節を迎える。ロンドンの「フリーズ」に続き、FIACはヨーロッパの現代アートフェアとして歴史もレベルも評価されている世界的なアートフェア。世界中か...
毎年11月にパリで開かれるパリフォトは世界最大のフォトフェアで、今年で16回目を迎えた。この月のパリは“写真月間”として、パリフォトだけではなく、パリ市内の各地で様々なフォトイベントや展覧会が開かれ、世界中から写真関係者が...
メゾン・ド・ラ・フォトグラフィーは、リールにある文化施設で、フォトグラフィックアートの振興の場として発展した。かつては、紙の工場だったが、今は常時、展示、レクチャーやワークショップに使われている。また、プライベートの...
ヨーロッパで最も歴史と権威がある写真フェスティバルといえば、今年で第43回目を迎える「アルル国際写真フェスティバル」だ。夏の南仏・アルルの陽気な雰囲気とあいまって、毎年多くの人たちで賑わう。 今回のテーマは「フレ...
ファッションの総本山がパリコレならば、そのインテリア版は「メゾン・エ・オブジェ(Maison&Objet)」であろう。毎年1月と9月の年に2回、世界中からインテリア・デザインの会社やブランドが一堂に会する見本市で、最新のデザイン...
映画祭で有名なフランスのカンヌにて、11月22日から27日までの5日間、第18回となるカンヌ国際ダンスフェスティバルが開催された。芸術監督のフレデリック・フラマンドが設定したテーマは「新しい神話」。「身体の神話」「イメージの...
季節外れの「インディアン・サマー」と呼ばれる酷暑のなか、パリ・ファッションウィークSS12は開催された。 今回、いくつかのブランドのコレクションを拝見し、そこから共通する言葉を並べ、自分が赴いたショーやプレゼンテーション...
バカンスシーズンも終わり、新学期を迎えたパリ。その初々しさも一段落した9月12日〜18日に「パリ・デザイン・ウィーク 2011」が開催された。 これは、「メゾン・エ・オブジェ」というインテリア、雑貨の国際見本市に合わせ、パリ...
日本でほぼ見かけることはないが、パリでは黒のシルクハットを被り、白いシャツ、黒のスーツを着た人達を多く見かける。彼らがユダヤ教徒であることを知り、頭にユダヤ人を意識するようになったのは、ここに着いて間もなくしてからだ...
2011年3月11日に起きた大地震を皮切りに、日本はそれまでの極東の小さくてエキゾチックで、伝統とテクノロジーの共生する国などとは別の視点で、世界の注目を集めることになった。最初の地震のニュースを聞いて、多くの日本人が『いつ...
9回目を迎えるパリの毎秋恒例イベント「Nuit Blanche(ニュイ・ブランシュ)が、今年も10月2日の夜から3日の朝にかけて開催された。 2002年からパリ市文化政策の大きな試みの一つとして始められたこのニュイ・ブランシュは、毎年名...
現代美術コレクターではないアートラバーたちが、作品を堪能できる場所と言えば思い浮かぶのは美術館、ギャラリー、アートフェアだろうか。しかし9月の9日から25日までのパリでは、普段はアクセス不可能に思える場所が、アートラバー...