ギャラリーペロタン25周年記念展
有名作家から無名作家まで。素晴らしきエマニュエル・ペロタン・コレクションの世界
大規模なお祭りのようにイベントカレンダーが街の中心部の至る所に広がり2012年に劇的な大成功をおさめたリール3000が、2013年はリールのトリ・ポスタル(通称トリポ)を舞台に帰ってくる。
2007年にはフランソワ・ピノー財団に、2009年にはサーチ・ギャラリー、そして2011年はフランスの国立造形芸術センターに捧げられたシリーズを含む、新しく壮観な展示が公開された。
“28 Millimètres: Women are Heroes, Action dans la Favela Morro da Providência, Favela de jour, Rio de Janeiro, Brésil”, JR, 2008 © JR-ART.NET, Courtesy of Galerie Perrotin
全ての催しは多くの観衆が、新進気鋭の若手から国際的スターまで現代アーティストの面々を知ることができるだけではなく、コレクター、ディーラー、施設などがそれぞれのが行う芸術のプロモーションの形態に「出会う」ことができる機会となるだろう。
“Homage to Francis Bacon (Study of Isabel Rawsthorne)”, Takashi Murakami, 2002 © 2002 Takashi Murakami / Kaikai Kiki Co. Courtesy of Galerie Perrotin
弱冠17歳から(若きギャラリーオーナーのチャールズ・カートライトのアシスタントとして)アートの世界で仕事を始めたエマニュエル・ペロタンは世界で最もよく知られた画廊の一人に成長し、パリ、香港、マイアミ、そしてこの秋からはニューヨークにアートスペースを所有している。
意欲的に学び活動する彼は1989年、パリに自身初のギャラリーをオープンしてから、これまで何度もそのロケーションを変えてきた。ペロタンは、1991年にダミアン・ハーストの初の商業的な展示を手がけ、翌年にはマウリツィオ・カテランを世に知らしめた。1993年には、村上隆とコラボレーションを始めた。
これら全ての大胆かつ優れた選択の甲斐あって彼のギャラリーはその25周年を迎え、現在エマニュエル・ペロタンがリールでできるだけ多くの人々とシェアするために考え出したユニークなイベントでお祝いをしている。
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