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折笠恵子

PEOPLEText: Aya Shomura


「SPRING ISSUE」2016, 「SAKURA」制作過程 © Keiko Orikasa

キャンドルのアイディアは、どういったところから生まれるのでしょうか?

ライブやブライダルなどの演出に関しては、演者の個性、客層、会場のことなどを、総合的に理屈で考えます。「シーズン・イシュー」は、季節感や色のバランスなど、打ち合わせして決めています。個展や企画展はテーマに合わせて割と自由な感じでしょうか。同じアイディアでも分野によって、客観と主観の割合が違いますね。あ、アイディアはどういったところから生まれるのでしょうか?という質問でした(笑)。私は閃くタイプでは全くないので、考えて考えてひねり出してます。


Cross R&B vol.2, 2015 @ CROSS HOTEL SAPPORO © Keiko Orikasa

最近、気になることは何でしょうか?

最近というか、ずっと将棋が気になっています。これはもう趣味ですね。普段の生活の中ではキャンドルのことばかり考えてしまうのですが、将棋は難しいので脳内に隙間がなくなり、良い気分転換になるんです。
とは言っても“将棋観戦”が好きなので、自分ではたまにしか指しませんが、簡単な詰将棋は時間があれば解いたりもしています。必ず勝敗がつくのが清々しいです。将棋の対局はほとんどが長丁場で、特にタイトル戦は取るか守るか本当にドラマチックです。そこがスポーツ観戦とちょっと違うところかもしれません。大盤解説会やイベントは観に行くようにしています。抽選会で棋士、先崎学先生の色紙が当たったこともあります。


小樽 夢二亭 クリスマスディナー「LIVE BLUE MOON vol.3」, 2015 © Keiko Orikasa

もし願いが何でも叶うとしたら何を希望しますか?

寝なくてもいい身体が欲しい。もしくは寝ている間は時間を止める魔法です。眠くなると悔しい気分になるので。

これからチャレンジしたいことはありますか?

そうですね、個展の作品を進化させたいですね。もっと美しくできると思っています。

最後に今後の予定を教えて下さい。

ミュージアムにて「スプリング・イシュー」を発売中です。

Text: Aya Shomura
Photos: Courtesy of the artist © Keiko Orikasa

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