OWTN.

PEOPLEText: Aya Shomura

ほかに関心を持っていることはありますか?

今は、自分の知らないことやできないことを沢山してみたいし、知ってみたいんです。経験値はきっと、自分の詩の世界を広げてくれるんじゃないかなって思っています。それに、海外の方からもコラボのお誘いや、反響を頂くので、英語をちゃんと喋れるようになりたいです!今年の5月から、海外の「Future Disorder Recording」というレーベルのイメージアイコンをさせて頂いていて、レーベルオーナーのCamiloとは基本的に英語でのコミュニケーションなんですが、それがあまりにも適当すぎて、ちゃんと話せたらかっこいいなぁって思ってます。

SNSで広がったジャンルなだけに、ポエムコアそのものが主にネットレーベルでの流通ですが、ポエムコアの魅力とはなんでしょうか?

ポエムコアの魅力は、文学と音楽の融合。元々、将来自分の詩の本を出版したいと思っていて、こつこつと何年も、日の目をみることなくブログに書き溜めていました。でも、トラックがついたことで自分の詩が瞬く間に沢山の人に広まっていきました。音楽がつくことで、詩に興味を持ってくれる。これってすごくいい循環だと思います。あとは、ネットカルチャーの恩恵を受けているジャンルなので、入手が簡単で拡散が早いところは、発信側にも受け手にも魅力的だと思います。

owtn.がポエムコアを表現手段として選んだ理由もそこにありそうですか?

ポエムコアを選んだというより、気付いたらポエムコアだった気がします。勧められるがままに読んでみたらこうなって、気付いたら私のやってるこれはポエムコア……?みたいな。

owticmode.jpg

今回のアルバム『owticmode.』(オワティックモード)は、どのような経緯でmunenoli氏と制作することになったのでしょうか?

2013年5月に出演したイベントでポエトリーリーディングをしていたところ、ヤノムネノリさんがたまたまお客さんで来ていて、終了後に「僕に曲を書かせて下さい」とTwitterにメッセージを頂いたことがきっかけで知り合い、合作するようになりました。ポエムコアというものがあると教えてくれたのも彼で、そこから「POEMCORE TOKYO」とつながり、夏頃にレーベルオーナーのBOOLさんに「アルバム出してみない?」と声をかけて頂いて。それをムネノリさんに話したら「よし!やろう」と言ってくれて、そこから3か月くらいで全部仕上げました。ムネノリさんは相当大変だったんじゃないかなぁって思います。ごめんね。いつもかなりムチャぶりしてます(笑)。

なんとなく制作段階の秘話も色々ありそうですね。

色々ありました…。最初は自分の声を聴くのが嫌で、録った音源を聞き返すのが恥ずかしくて、完成してもほとんど聞きませんでした(笑)。でも、4曲目の『RE:meillish』あたりから「こんな風にやってみたい」っていう気持ちが出てきて、積極的に「ここをもっとこうして」とか読み方を工夫するとか、貪欲になってきました。ジャケットはDJ仲間の「こどもくらぶ」のきるみくが描いてくれました。香水瓶やテディベア、ヘッドフォンなど実際に浮かんでる物は私の部屋にある物です。一番拘ったのはパンチラだと思います。きるみくと下着のカタログを見たりして、相談しました(笑)。

最後に、今後の目標、予定や活動を教えて下さい。

今年の初詣で「東京でイベントやれますように!」ってお願いしたら3月に叶っちゃったので、今、上方修正中です。下半期はもう1回東京に行って、イベント出演したいです!長い目で見た目標は…ポエムコアというジャンルのアイコンというか、「ポエムコアといえば owtn.!」みたいなのはちょっと憧れます。いずれにしても、「詩」というものを、新しい観点から浸透させていく人になりたいです。


owtn. 1st.EP『owticmode.』
仕様:CDR、6曲入、歌詞カード、ステッカー特典付き
   ※ダウンロード版とは一部収録曲が異なります
価格:1,000円(税別)
https://poemcoretokyo.bandcamp.com

Text: Aya Shomura

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スティーヴン・チータム
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