六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2013
HAPPENINGText: Chiaki Ogura
飯沼英樹「無題」
芝生の上に気持ちよく寝そべっているのは、飯沼英樹の「無題」。主催者特別賞を受賞した。ファッションモデルをモチーフとして、六甲山の間伐材を使用して現地制作された。自然空間にハイセンスなカラーとの違和感が楽しめる作品となっている。
國府理「森のドライブ」
森の中に一足はいると、六甲ミーツ・アート 芸術散歩2013のメインビジュアルにも使用されている、國府理の「森のドライブ」が見えてくる。車では行くことのできない、日常を超えたどこかへ飛び出していくような感覚を表現した。車の存在をいろいろな物や現象に置き換えてみるとまた作品の捉え方も変わるかもしれない。
冨岡映里「空をはかる定規」
六甲ガーデンテラスのビニール屋根には、冨岡映里の「空をはかる定規」がある。六甲ガーデンテラスは眺望・夜景スポットとしても人気であるが、その空を14種類の様々な “測るもの” ではかってみようというコンセプトだ。目の前にある景色が、距離・量・質度・長さなど様々な単位で成り立っていることに気づかされる。
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