イエロー・フロッグ
8月と9月はブエノスアイレスにとって写真の時期。ライト・フェスティバルが現在開催されていて、全ての美術館やアートギャラリーがクリエイティブなエネルギーで満ちあふれている。
ラテンアメリカアート・ブエノスアイレス美術館(MALBA)のメインエントランスでは最近、新進気鋭のアーティストによるショートフィルムや写真を上映する「イエロー・フロッグ」が開催された。
そのショートフィルムと写真は同時に2つの巨大スクリーンに映しだされ、DJはアンビエントな音楽でなごませてくれた。
外からみると現実離れしたレイブのように見えたのだが、中へ入ってしまえばショーを楽しめた。
通りすぎる人や車も、プロジェクターで“展示”されていた14名のフォトグラファーによる素晴らしい写真を覗くことができた。
このイベント終了後、このようなイベントは続けるべきだと誰もが感じ、現在「イエロー・フロッグ」の第2弾が計画中。次回は、バスの中で行われ国内をツアーする予定となっている。
意欲的で興味深い新しいローカルの動きは、“新しい”だけではなくそれ以上の意味を持っている。
Yellow Flog
日時:2004年8月12日(木)
会場:Museum of Latin American Art of Buenos Aires (MALBA)
住所:Av. Pres. Figueroa Alcorta 3415, Buenos Aires
sonoamarilla@fibertel.com.ar
https://www.malba.org.ar
Text: Gisella Lifchitz
Translation: Naoko Fukushi
Photos: Gisella Lifchitz
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