クリスチャン・ボルタンスキー「移民」展
20世紀前半に建てられたオテル・デ・イミグランテスは、当時ブエノスアイレスに到着したばかりの移民たちを5日間だけ受け入れる場所だった。ブエノスアイレスのラプラタ川沿い、現在は移民局の裏に置き去りにされたように、しかし独...
20世紀前半に建てられたオテル・デ・イミグランテスは、当時ブエノスアイレスに到着したばかりの移民たちを5日間だけ受け入れる場所だった。ブエノスアイレスのラプラタ川沿い、現在は移民局の裏に置き去りにされたように、しかし独...
ブエノスアイレスの街を楽しくエネルギッシュに彩っているグラフィティアートは、世界的にも今、注目を浴びている。元来政治的メッセージ性が強かったアルゼンチンのグラフィティアートが、多くの才能溢れるアーティストたちの手によ...
南米モダン・コンテンポラリーアートにとって最も重要な祭典の一つであるのが毎年一回ブエノスアイレスで開催されるアートフェア「ArteBA」だ。今年で19回目を迎えるArteBAは、アルゼンチンは勿論のこと、スペイン、チリ、ブラジル、...
私達を見つめる人。私達が見つめる人。愛する人。音楽を聴く人。色んな出身地の人。いい人。醜い人。変わった人。素敵な人。気持ちが通じ合う人。私達みたいな人。 セバスティアーノ・マウリが私達に見せる物はそれだ。私達み...
グラン・カナリア文化協議会に、「バンケット・プロジェクト」について尋ねるとこう返ってきた。『私たちは、私たちができる最も重要な提案はコミュニケーションである』。そして彼らは、ちょうど2ケ月ほど前にグラン・カナリア・デ...
ラテンアメリカのデザインもついにミーティングポイントを得たことを、トリマルキ DGがまた証明した。一つのスタジアムで3日間に、15のカンファレンス、そして4000ものアシスタントが今年もこれを実現させたのだ。数々の絶賛を受けて...
今日、アートの境界がなくなっているということはよく知られている。それはどういうことを意味するのだろうと、皆、自問自答したことがあるだろう。私はというと、確信はないが、もしアートを定義しなければならないとしたら、きっと...
8月と9月はブエノスアイレスにとって写真の時期。ライト・フェスティバルが現在開催されていて、全ての美術館やアートギャラリーがクリエイティブなエネルギーで満ちあふれている。 ラテンアメリカアート・ブエノスアイレス美...
今回で13回目を数える「ArteBA」フェアが、ブエノスアイレスのパレルモにあるルーラル・ソサエティにて5月19日から25日の1週間、開催された。このフェアは、地域に根ざしたアートを知る場としての役割を果たしており、そこではキュレ...
14人のメンバーからなるグループが、ブエノスアイレスのカルチャーシーンに現れた。彼らは、レコレータ文化センターという場所の真っ白な壁に、まるでそれぞれが目的地までの道のりを知り尽くしているかのように作業している。ある人...
今回で6回目を迎えたファッション・ウィークが、9月1日から4日に渡って、ルーラル・ソサイエティを会場に開催された。今回は、オリジナル作品をちょっとコミカルなスタイルで紹介。前回とは、ちょっと違った雰囲気が感じられたウィー...
昨年、社会・経済的な危機だけではなく、政治的にも危機に陥ったブエノス・アイレスは、今では特別な存在感を放つ街だ。この状況によって、落胆の色を隠せない人もいれば、街から姿を消し、他の国に移住した人もいるほどだ。しかしそ...