「箱」展

HAPPENINGText: Fann ZJ

ビンセント・レオウの作品「ミュージアム・アート・ボックス – エディション 1 of 10」では、パッケージを通じて、商品の宣伝や価値などを付加することについて表現。あらゆるものに付加価値をつけたいという誰しもが思う強い憧れを題材にし、箱が需要を満たし、アートとしての価値をあげる様子を表現している。また、パッケージを通じて、どのように形のないものの価値を評価するかについても表現されている。

普段は、何かを保管するものとして認識されている箱。思い出や気持ちが込められたもの。箱としては、従来とは違った空間を作り出しているもの。箱なのに、何も詰めないもの。箱としての形を成していないもの。刺激的な形、意味を含めたもの。今回の展覧会で紹介されてた箱は、実に様々だ。この世界には、いろいろな箱がいっぱい。あなたもちょっと、箱にはまってみてはいかがだろうか?

BOXED ii
会期:2003年5月7日(水)〜29日(木)
会場:PKworms
住所:61 Kerbau Road Singapore 219185
admin@pkworms.org.sg
https://pkworms.org.sg

Text: Fann ZJ
Translation: Sachiko Kurashina
Photos: Fann ZJ

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