マジカル・キャンプ 2009
夏が終わり、秋の気配が感じられる札幌で今年で3回目となる「マジカル・キャンプ 2009」が8月29日、30日に開催された。場所は昨年と同じくサッポロテイネハイランド・スキー場。冬は雪で真っ白に輝くゲレンデは今は芝生の緑がまぶしい。札幌の街を見下ろせる最高のロケーションで音楽とアートの祭典が始まった。
Photo: Naoko Hirose
初日の朝、前日の悪天候が嘘のように晴れ、心配していたスタッフも一安心。天気が回復したことでこれから始まるマジカルな2日間への期待に胸が膨らむ。
Photo: Naoko Hirose
今年のステージは4つ。どれも個性的で、同じキャンプ内でも違った印象を楽しめるステージだ。メインは「カムレイン・カムシャインステージ」。一番大きなステージは木と布を使ったダイナミックな装飾で、背後の手稲山とマッチする。午後1時、オーディエンスも続々と集まり、Discharming manの演奏が始まった。ここから翌日の朝まで音楽はノンストップで響き続ける。
Photo: Naoko Hirose
アコースティックバージョンで登場した、sleepy.ac。うららかな日差しの中、オーディエンスは座りながら演奏に聞き入る。演奏する彼らの背景には突き抜けたような青空が広がり、木々の葉は光を受けてきらきらと輝いていた。「カムレイン・カムシャインステージ」は、メインステージにふさわしく、野外で行う演奏の良さを実感できるステージだ。
続きを読む ...
【ボランティア募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。