OTOLAB(オトラボ)

PEOPLEText: Simone Biffi

今月は、OTOLAB(オトラボ)という、ミラノをベースに活動するマルチメディアアーティストにお話を伺った。彼らは、ビデオをミキシングしてつくり出すビジュアルパフォーマンスや、マルチメディアの展覧会をイタリア国内のクラブなどで行ない、ヨーロッパで有名なVJフェスティバルにも参加している。

まずはじめに、OTOLABについて教えていただけますか?

プロジェクトは、2001年にミラノで活動開始しました。エレクトロミュージック、グラフィックアート、建築、ビデオ、ペインティング、マルチメディアなど様々なプロジェクトを行なうクリエイティブ集団です。今のところ、メンバーは15人で、ビデオとオーディオ両方に関わっています。メンバーは、それぞれ一人で動いたり、チームで動いたりなど、一人で複数のプロジェクトに同時に関わっていることが多いです。

作品制作の際、どこからインスピレーションを得ますか?また、制作をする時に何か心掛けていることはありますか?

私たちの作品は、ほとんどがチームで制作されるので、“どこからインスピレーションを得るのか” というのは、何か具体的に例を挙げるのは難しいです。チームで動くというのは、メンバーそれぞれが異なった方法があるものです。コラボレートするには、その異なった芸術性や文化的バックグランド、考え方、もちろんインスピレーションの源などを周りと比較しながら調整しなければなりません。僕達の作品の最も主要な部分はラボで制作します。そこはメンバーが集まる共通のスペースで、話し合いをしながらプロジェクトをまとめあげていきます。


Quartetto.swf, live audiovisual performance (2003)

OTOLABのスタイルや方向性を最も代表する作品を教えていただけますか?

これも、あくまで僕らはチームなので、“最も代表的な作品” を一つあげるのは、難しいです。強いていうなら、おそらくOTOLABの作品で一番有名なのは、「quartetto.swf」だと思います。これは、ラップトップを使って4人で行なうパフォーマンスで、4種類の関連する音や映像のファイルを使って行なわれます。音と映像はマウスやボタンに操られ、その両方がまるで対話をするかのように、別のスクリーンに映し出されるのです。

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