千歳・支笏湖氷濤まつり

HAPPENINGText: Tatsuhiko Akutsu

千歳・支笏湖氷濤まつり

多くのオブジェは、大人でも十分入れるくらいの大きさがあり、内部も様々な色のライトアップが施されている。氷というものは不思議なもので、触ると冷たいのに、中に入ってみると不思議となんとなく暖かい。かまくらと同じで、「何か非常に大きくて強いものに包まれている」という感覚。そんな自然が作り出す不規則な形、限りなく透明に近い透き通った青に、我々はただただ畏敬のため息をつくばかりだ。ライトアップされた氷、ひんやりとした空気、周りの子供の響く声…オブジェの中のあらゆる要素が一つとなり、光と影が織り成す幻想的な別世界を作り上げていた。

千歳・支笏湖氷濤まつり

遠い昔の冬の日。「明日は、80%の確率で雪でしょう」というお天気お姉さんの予報に心を踊らせ、ドキドキしながら眠りにつく。眠りも早々に起床し、カーテンを開けた時に目の前に広がる一面の白い雪景色に歓喜の声をあげる。すぐにスキーウェアに着替え、家族や友達と雪だるまを作り、そりすべりで遊ぶ…そんな小さい頃の記憶が鮮明に蘇ってきて、何となくノスタルジックな気持ちを思い出した、そんなある冬の一日だった。

千歳・支笏湖氷濤まつり
会期:2009年1月30日〜2月15日
会場:北海道千歳市支笏湖温泉
http://www.shikotsuko.com/hyoto2009/

Text: Tatsuhiko Akutsu
Photos: Tatsuhiko Akutsu

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