スーパースタジオ

PEOPLE


スーパースタジオ」のメンバーはグラフィックデザイナーであり、自分達の映画をプロデュースする好奇心旺盛のフィルムメーカーでもある。彼らはパンクバンドにも属していて、その演奏といったらひどいものだが、彼らはそれがとても気に入っているようだ。彼らは超現実的な世界を受け入れているがゆえ、超現実的な夢のような世界で生きている。

彼らの故郷が最悪な危機にさらされている中、エゼキエル・ロモザーは、ローラ・ドクトロビッチと共にグラフィックデザインスタジオを作った。

毎刊異なった華美な梱包をし、現代美術と興味深いコンテンツが組み合わされたインデペンデント雑誌の編集を始めた。しかし『僕達は色んなことをやってみたくて、お金儲けにつながらなくても短編映画とアニメーション映画を作ることにエネルギーを注ぐことにしたんだ。』とエゼキエルは言い、その雑誌の編集を止めてしまった。

このグループの変っているところは、商業側とアナーキー側のつながりがこの組織に対して敵対しているところだ。彼らは何かを築きたいと同時にそれを壊したいのである。テレビに対する怒りの表現者と一緒にビデオを制作をしたり、毎日9時から5時まで働くことが気に食わない人たちや、地獄で生活をしている人々達の苛立ちの映画を作っている。

マルコス・トレス と エゼキエル・ルモザーは大学で出会い、友達からすぐパートナーへとなった。マルコスは多くをビデオ制作の勉強をし、エゼキエルはグラフィックデザインを学んだが実際は独学で学んだほうが多かった。
彼らはいつも楽しんでいた。毎回何らかの作品をフェステバルに上映し、賞などを獲得していた。
彼らはまるで何も気にしなかったようにリラックスな格好で話してくれた。『僕たち独自のプロジェクトをするのは必要だよ。そうでなければ商業的な仕事もできない。』とマルコスは言う。

『いつも同じことの繰り返しににうんざりするし、変りたいんだ。進化する事が必要で、そのためには今ここにいる僕たちを導くものが必要なんだ。』とエゼキエルは断言する。『僕達はデザインと共にはじまり、アニメーション、モーショングラフィック、短編映画とやってきた。この今までやってきたものよりも抽象的にした、もうひとつの映画の準備をしているんだ。長編映画が仕上がると思うよ。そんなに特別なものではないかもしれないけど、これが僕たちだからね、やめることはできないよ。』

彼らの影響はパンクロックミュージックやスペインやフランスの超現実派ムーブメント、バウハウス、デビッド・リンチ、スパイク・ジョーンズ、マイケル・ゴンドリィ、マルセル・デュシャンやルイス・ブニュエルやその他の人たちからのアートを通してきたものである。

昨年ウルグアイ、パラグアイ、チリ、アルゼンチンの「ジョージ・メリーズXXIII 短編映画コンテスト」で彼らは短編映画「Invertido (インヴェンティッド、発明の意)」を披露し、3位を受賞した。この映画は、ある完全なる矛盾な生活をおくっている男が主人公であり、彼がよく夢をみるシュールな状況を撮ったものである。

マルコスとエゼキエルはお互いを補い合っている。マルコスは仕事のコンテンツに注意を払い、エゼキエルは形に気をつける。何を表現したいのかと尋ねた時、彼らはひとつのことにうなずいた。それは『面白い意図が根底となっていながら馬鹿げた結末を迎える、ショッキングで目覚めるようなショー』をプロデュースするということだ。

Text: Gisella Natalia Lifchitz
Translation: Chiyoko Jimba

【ボランティア/プロボノ募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
コントワー・デ・コトニエ公式通販サイト | 2016 SUMMER SALE
MoMA STORE