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六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016

HAPPENINGText: Alex Hiroki Coles

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「w#190 UFO」(未確認墜落物体)岡本光博、2016年 © 六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016

岡本光博の「w#190 UFO」(未確認墜落物体)は、湖に巨大なカップ麺(UFO)が墜落し、水没している。同作品は北海道にも現れた。六甲山では過去に数多くのUFO目撃情報がある。

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「はたらく六甲山!」マスダマキコ、2016年 © 六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016

マスダマキコの「はたらく六甲山!」。豊かな水の恵みで知られる六甲には、過去に数多くの水車小屋があった。鑑賞者の漕ぐ力で水車が回る体験をさせてくれるこの作品は、この水によって植物が育つ事で、六甲の自然と環境の関係性を想像させてくれる。

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「Clock Tower」八木良太、2016年 © 六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016

六甲山カンツリーハウスから六甲ガーデンテラス行きのリフトに乗ると八木良太の「クロック・タワー」が見える。吊るされた時計はシャンデリアのように形づくられ、時間が浄化されるかのように、毎日毎日終わりなく時を刻んでいることを教えてくれる。

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「HA・TA・PA・TA・PA・TA」松井ゆめ、2016年 © 六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016

クロック・タワーの近くには大きな旗が見えてくるだろう。松井ゆめによる「HA・TA・PA・TA・PA・TA」(ハタパタパタ)だ。離れたボート同士がコミュニケーションするための国際ボートサインの26種の旗を元につくられ、この作品では30本の旗が使用されている。

イベントは11月23日まで開催されている。芸術散歩とあるように、アートを楽しみながらゆっくりと散策してみてほしい。

六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016
会期:2016年9月14日(水)〜11月23日(水・祝)
時間:10:00〜17:00
会場:六甲ガーデンテラス、自然体感展望台 六甲枝垂れ、六甲山カンツリーハウス、六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアム、グランドホテル 六甲スカイヴィラ、六甲ケーブル、天覧台、六甲有馬ロープウェー(六甲山頂駅)、[プラス会場] TENRAN CAFE 
※プラス会場「TENRAN CAFE」の作品鑑賞はカフェの利用が必要
TEL:078-891-0048 (10:00〜17:00)
https://www.rokkosan.com/art2016/

Text: Alex Hiroki Coles
Translation: Keiko Orikasa
Photos: Courtesy of Rokko Meets Art 2016

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