六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016

HAPPENINGText: Alex Hiroki Coles

rokko-furuyatakhisa
「爆発」古屋崇久、2016年 © 六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016

古屋崇久による「爆発」は興味深いプロジェクトで、六甲オルゴールミュージアムの横の池に設置されている。この池は、木々が多い茂る以前は自然のスケートリンクとして地元の人々に愛されてきた。池の真ん中には島があるが、古屋自身がその島の主であり、池が小さな宇宙であり、彼は鑑賞者の悩みが書かれたカードをロープで受け取り、その思いや悩みの重さを池の沼に変換するというパフォーマンスを行なっている。

rokko-kutsuroudouhonten
「SHOE LODGE」靴郎堂本店、2016年 © 六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016

六甲山カンツリーハウスでは靴郎堂本店による「シュー・ロッジ」があり、巨大な靴の中に入ることも可能だ。靴郎堂本店の佐藤一郎は、東京で靴職人をしており、革新的な履物を模索し、制作活動を行っている。

rokko-K5
「六甲のアルマジロ」K-5、2016年 © 六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016

建築家、写真家、インテリア、フードなど異なる分野のクリエーター4人からなる創造集団、K-5による彫刻「六甲のアルマジロ」は、六甲周辺の落ち葉や枝などの自然で創られていて、人間と自然を繋いでいる。

rokko-miyakeshintarou
「ドンキー」三宅信太郎、2016年 © 六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2016

三宅信太郎の「ドンキー」は、大きなロバの彫刻。厚紙や木に動物や、女の子等のドローイングを描いて型取りした「切り抜き」というスタイルでの作品発表を行っている。

続きを読む ...

【ボランティア募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
MoMA STORE