上海コンテンポラリー・アートフェア 2012
HAPPENINGText: Hiromi Nomoto
画面右マッシモ・トッリジャーニ Photo:SH Contemporary 2012
前回からキュレーターを務めているマッシモ・トッリジャーニは今回のSHCについて『出展ギャラリーは、中国、アジア、国際的なギャラリーととても良いバランスを保っています。これはとても重要なことです。いくつか中東のギャラリーも来ています。興味深いです。これらのことは新しいアイディアをもたらしてくれます。』と語った。
イラク出身のアーティスト、ハルム・アル・カリムの作品『Hidden Love』
ドバイのギャラリーであるXVAギャラリーのミーガン・ケリー・ホスマンは『今回で2回目の参加です。今回のSHCの対応に満足しています。ここを訪れた人びとに中東のアーティストの作品を見て頂きたいです。』と答えてくれた。
台湾のヤン・マオリンの『金剛愛金剛之本生伝』は漫画の様な作品で多くの人から注目されていた
毎年SHCに参加している台北のティナ・ケン・ギャラリーのエグゼクティブ・ディレクターのティナ・ケンは、なぜ毎回参加しているのかという質問に対して『私のギャラリーは台北と北京にあります。しかし上海にもクライアントやアーティストがいます。毎回参加しているのは、上海との関係を保つためです。上海の変化など、アートに対する受け入れ度の状況を観察しています。』と答えた。
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