ソフィー・バン・ダー・ペレ

PEOPLEText: Celeste Najt

ソフィー・バン・ダー・ペレはアムステルダム在住のエネルギーにあふれた若い写真家だ。彼女はベルギーのとても小さな村に生まれ、6年前の19歳のときにこの大きな都市に移り住んだ。彼女のそんなルーツが、女の子達と自然を用い、全てが空想的雰囲気に包まれた卓越した構成を生み出しているのかもしれない。最近ではファッション写真に一歩ずつ踏み出している彼女だが、次の作品がどんな素敵な作品になるか楽しみだ。

Sophie van der Perre

最近の活動を教えて下さい。

最近はファッション関係の活動に専念していました。今まではなかなか定まらずにいたのですが、ファッションを重視した作風に移行し活動しています。主に若いファッションデザイナーやスタイリストの方と働いています。

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© Sophie van der Perre

写真のどんなところが好きですか?

写真は私を自由にしてくれます。自分の作品の中に純粋さと感情を表現するのが好きですし、他の人の作品もそういう部分が一番素敵だと感じます。色、自然、そして美しい古い家を撮ったりするのも大好きです。写真の最も好きな所は作品に感情、特に自分が忘れられない感情を込めることができるところです。その感情はその瞬間を表現し、見る人が作品を通してそれぞれの世界をつくっていけるのです。

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© Sophie van der Perre

美術と写真、どちらを学びましたか?

私は写真学校へ通いましたが卒業はしていません。学校はうまくいっていたのですが、突然旅をして世界を見たいと言う気持ちに駆り立てられたからです。そして写真における自分の視点を見つけることができました。旅行のあとは全てが早く進み、多くの展示を行いました。学校がまた始まるというとき、ニューヨークのライアン・マッギンリーの元でのインターンシップの話がありました。学校に戻るか、インターンシップをするかの選択肢から、後者を選びました。

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