ストックホルム・ファッションウィーク 2010
HAPPENINGText: Victor Moreno
コペンハーゲン・ファッションウィークに続いて、スウェーデンファッションのショーが始まった。コペンハーゲンではおなじみの顔ぶれが見られた一方、 ストックホルムファッションウィークは成長を遂げ、国際的に活躍する20人の素晴らしいスウェーデン人デザイナーが出席し、2つのメイン会場が街に設置された。
アン・ソフィー・バック は月曜日午前11時から始まるショーのトップバッターとしてバック SS11コレクションを発表。ファッションウィークのスケジュールとは独立して、バック・マーケットにてもっと親しみやすい集まりを主催した。実際、バックはストックホルムの伝統的スタイルを継承し、ルヤン・アンダーソンとともにチープ・マンデーのリードデザイナーでもある彼女は、自分自分のブランドを国際的に広めることに取り組み始める。バックSS11は「ロマンティシズム、スポーツ、カジュアル」の3つがテーマだ。
チープ・マンデーが今回のようにファンもパーティに出席できる公開のショーを行うのは初めてではない。今回はリッダーホルメンの街の中心部に大きなテントを設営した。キャットウォークは壮大な眺望を誇るシティセンターの裏、川のすぐ横で、ショーは冷たい雨の降る午後に行われた。
SS11のテーマ「ジャスト・チープ」は、ラテンデニムファッションにインスパイアされたコレクションで、イタリアのダイアモンドとロサンゼルスのセレブリティのテイストをシンプルでこぎれいなスタイルと混ぜ合わせた感じだ。シルエットはロングレングスのスカートやドレスを大胆にミックスさせている。北欧で最も尊敬を集めるスタイリストのナオミ・イケスが彼らのファッションショーのスタイリングを手がけている。
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