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ZANPON(ザンポン)

PEOPLEText: Kyoko Tachibana

世界各都市のキュレーターが震源地となり、世界中のアーティストよるTシャツデザインを展開する「UTインスパイアド」。シリーズ第5弾はシフトによるキュレーションで、「ナンバー」をテーマに個性豊かなアーティスト達がデザインを手がけた。

その「ナンバー」エディションに参加したZAnPon(ザンポン)は、関西を拠点に活動するイラストレーター/アーティスト。最近では大企業とのコラボレーションなどで、彼のイラストに出会った人も多いはず。大阪で若い才能を発掘し続けるディグミーアウトを通して、国内外でも展覧会を開催するなど、活動の幅は着実に広がっている。今最も注目を集める若手クリエーターの一人である彼に、彼の世界観や手がけているプロジェクトについて話を伺った。

ZanPon

まずはじめに自己紹介をお願いします。

はじめまして、ZAnPon(ザンポン)です。1981年生まれ。京都市在住。主な活動は2005年に「ディグミーアウト 05」で特集され、後に、セカイイチのCDアートワーク、2006年りそな銀行「RESONARTプロジェクト」への参加、小学館の百科事典カバーイラスト、2007年のcanvas@sonyでのソニー製品の限定モデル制作などがあります。

ZanPon

最近の活動やプロジェクトについて教えて下さい。

2007年からソニーが展開しているプロジェクトcanvas@sonyでソニー製品とコラボレーションさせていただきました。

ZanPon

テキスタイルを研究していたそうですが、イラストを始めるきっかけは何だったのですか?

ディグミーアウトに出会ったからです。私のごちゃごちゃとした線や色に社会性を持たしてくれたのがディグミーアウトでした。

ZanPon

作品が繊細な線で構成されているのは、テキスタイルの影響があるのでしょうか?
 
それは特にありません。私にとっての線の表現は現実世界の空間に例えるならば、辺りを漂っている粒子のようなものだといえるかもしれません。私の描く線が自由に紙の中を飛び回るのはごく自然にそうなっているのだと考えています。 

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