フリッツ・コーナー
PEOPLEText: Victor Moreno
デモだけしか発表してないバンドをブッキングしたことはありますか?
もちろん、僕らが良いと思えばブッキングもするさ。デモだけしかリリースしてないバンドのほうが、経験値があるバンドよりも面白いアクトをしてくれるケースが多いからね。
ストックホルムやスウェーデンの最近の音楽シーンについてどのような意見をもっていますか?
各地で様々な会場が増えてるし、 ここ2〜3年のストックホルムのシーンは今いい感じだと思うよ。
ストックホルムやスウェーデン以外でギグやツアーをマネージメントすることがありますか?
いや、全然ないね。僕等は海外のバンドがスウェーデンの各地でライブを行うのを助けるだけでそれ以上はしないよ。
興味のあるバンドをセレクトする自由はありますか?
もちろん!
フリッツ・コーナーと他のプロジェクトを一緒に行ったりしますか?
通常のショウ以外にもいろいろやっていて、秋に開催される音楽産業のサミットのノルディック・ベニューズを手伝ったりしているよ。ここ2年間はストックホルムで開催されているんだ。それと、マニフェスト・アワーズ(スウェーデンのインディー賞)の製作も手掛けてるよ。
フリッツ・コーナーで演奏した沢山の素晴らしいバンドがいます。特に選ぶのは難しいかもしれませんが、思い出深い面白い話などあれば聞かせて下さい。
いろいろあるよ。例えば、ベイビーシャンブルズがビール1ケースでブラック・リップスと演奏したり、ピーター・ドハーティがステージを壊しちゃったり、マスタークラフトがショウの最中にステージにペパロニピザをデリバリー注文しちゃたったりとか。
今年から来年にかけての予定は?また今後の改善点など気にかけてる点などあれば教えて下さい。
デベイサー・スルッセンがどれだけオープンできるかわからないけど、現在改装中なので今後どうなるかというところだね。沢山のことがまだ計画段階なので、これからも気にかけていてほしいね。
Text: Victor Moreno
Translation: Nozomi Suzuki