第13回 ARTEBA
イエロー・ソノリティーは、木製の箱の中にアート作品が入った、偽の本を並べる図書館を展示した。ビジターは、コンピューターを使って、本の内容をチェックすることができ、そこでは図書館員が案内をしてくれる。
REコレクションは、ブエノスアイレス・ラテンアメリカ・アート美術館(MALBA)の秘蔵コレクションを展示した。
現代アート国立大学(UNAC)とは、架空の組織のアート作品。そこには、制度という枠組みを越え、アーティスト自身の力を見て欲しいという思いが込められている。
「ラ・エスタンパ・ワークショップ」は、実際の刑務所内に存在する集団。彼らがここで展示した作品は、「無音の電話」というタイトルで、アーティストと囚人のコミュニケーション問題について語るものだった。
The 13th ArteBA Fair in Buenos Aires
会期:2004年5月19日(水)〜25日(火)
会場:Rural Society, Palermo
Text: Gisella Lifchitz
Translation: Naoko Fukushi
Photos: Gisella Lifchitz

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