アンゲル・ソウト
スペインでアンゲル・ソウトは、最も若いが、かなり経験を積んだフリーランスのデザイナーの一人。最初に手がけたのは、プル・アンド・ベアーの服飾用だったのだが、2年前にアトモスフィアの立ち上げとともに彼のウエブでの名声が始まった。
オンラインプロジェクトについて
DJ GROOVEUS、E-INNOVA (カバー)や、THREEOH、HOURUSPROJECT、アティコとのコラボレーション。
オフラインプロジェクトについて
インディテックスのイントロ用フラッシュ、ベリオのプロジェクトでのコラボレーション、複数の企業用ロゴ、フライヤー、ラ・コルナとエル・フェロル用のインタラクティブ作品、INFARQ.COMとのコラボレーション。
自分たちの作品を定義するとしたら?
楽しんで学び、実験をし、顧客を満足させることに努めています。
スペイン国内のインディーズ・デザインについてどう思いますか?
一般的には、今はかなりクオリティーの高い、ゼビウス、アティコ、ミクロビアンス、エクスノグラフィックスなどが出てきているという感じがあります。僕達デザイナー同士が互いに助け合いながらスペインのデザイン全体をプロモーションして、人々に知らせる必要があったことは、必ずしもロンドンにだけいいものがあるのではなく、まだ目に見える形にはなっていないけれどスペインにだって質の良いものがあるんだ、と思います。
国際的な展望はどうですか?
スペイン以外に目を向けるというのは価値あることだと思いますが、主観的に言うと、大抵はどこも同じものだと思います。まだまだ発見すべきものが残されていると思いますし、あまり公に活動していない人達は目立ちませんから。もちろんデザイン界の怪物たちの仕事ぶりに注意することは大事ですけれど、それぞれのデザイナーが独自に探究をして、そのオリジナリティーを出していくということが大切だと思います。
尊敬するスペインのデザイナーは誰ですか?
実のところスペインにも国外にも好きなデザイナーというのは、あまりいませんが、賞賛に値いすると言えば、ゼビウス、アティコ、エクソノグラフィクス、ミクロビアンス、エル・ギロ・エン・エル・エイェなど。
将来のプロジェクトは?
アトモスフィアのリデザイン、さらに多くのオンラインジーンとの共同作業。9月には、ゼビウスと一緒にグラフィックの仕事でロンドンに行き、ピンク・プロジェクトの本で共同作業を行う予定です。
Angel Souto
angel@threeoh.com
https://www.threeoh.com/atmosphere/
Text: Aticco
Translation: Satoru Tanno