アベル・マルティネス
スペインで最も活躍しているアーティストの一人が、アベル・マルティネス。彼は、とても前衛的なビジュアル言語を持っている。彼個人のサイト、プラクスティカがそれを証明している。彼はまた、様々なスペインのデザイナーの作品を展示するオンライン展覧会「バックフォルダー」の主催者の一人だ。
オンラインプロジェクトについて
オンライン作品の多くは、ディファーネットのアートディレクターとして制作しました。最近では、BACKFOLDER.COM と PLAXTICA.COM など。
オフラインプロジェクトについて
オフラインでも多くの物を制作してきました。マドリッドにあるクラブでフリーランサーとして働いたり、他にもいろいろと。現在は、国内では有名なエレクトロニックミュージックのショップ、ジャックス・レコーズでデザイナーとして働いています。それとミッシュルームでは、共同のアイデンティティを打ち立てました。
自分の作品をどのように定義しますか?
僕のオンライン作品は、特に建築的なテーマと一般的な都会、つまり路や人といったようなものに基づいています。影響を受けるのは、音楽、映画などです。オフラインで、フライヤーを作る時に影響されて発想の基にするのは、ウェブデザインからです。現時点でのフライヤー制作におけるデザインガイドラインの全ては、デジタル媒体(ウェブ)の活気の衰えることのない発達から来ています。
スペイン国内のインディペンデント・デザインの状況をどう思いますか?
スペインのデザインの状況は、常に前進しています。これ以上発展するためには、どうすればいいのでしょう?今の傾向として、羨望というよりも集団というものに傾いている気がします。スペインのデザインシーンのために、良いプロジェクトは互いにコンタクトをとり、サポートし続けていかなければならないということに意識をおいています。
国際的な視野ではどうでしょうか?
国際的な状況は、とても進んでいて、力をつけてきていると思っています。しかし、国内のデザインもそれに匹敵することができるでしょう。
尊敬するスペインのデザイナーは誰ですか?
無名で面白いことをやっていて、良いアイディアを持っている人達を尊敬します。もっと個人的には、ゼビウス、エドアルド・カンプザノ、ヴァサヴァ、エクスノグラフィクス、そして僕の仕事仲間である、ヴィクトル・サン・ヴィセンテ。基本的に、一生懸命働く人達を尊敬しています。
将来のプロジェクトは?
僕の将来のプロジェクト・・・・。わかりません。ふだん、あまりそういったことを考えたくないので。自分の現在と、最近の自分の作品を重ね合わせています。国際的なレベルで知名度を上げたいと思っています。
Abel Martinez Foronda
住所:Ctra.Boadilla . Portal, 3-1シC , 28220 Madrid, Spain
info@plaxtika.com
https://www.plaxtika.com
Text: Aticco
Translation: Naoko Ikeno