デザイナート・トーキョー 2018

HAPPENINGText: Taketo Oguchi


GHOST LIMITED EDITION, 2018 collaborated by Noritaka Tatehana, Photo: © Nacása & Partners

展示エリアの中心部に位置した「デザイナート・ギャラリー@フランフラン・フォレスト」では、デザインとアートの領域を超え、ボーダレスで自由な創造性を追求し続けるクリエイター達によるグループ展が開催された。参加デザイナー、アーティストは、UNDER30(今年度よりスタートした若手支援プロジェクト)で選ばれた才能ある若手を中心に、照明、インテリア、油彩画、メディアアート、ファッションなどジャンルを横断した多様な作品が展示された。


HyperNature at spiral cafe, Photo: © Nacása & Partners

スパイラルカフェでは、ペリエ ジュエによるアート作品を展示するポップアップ・バーを開催。新進気鋭のアーティスト、ベサン・ローラ・ウッドの色を巧みに使ったアート作品「HyperNature」を世界で初披露。空間デザイナー松村和典がさらにペリエ ジュエらしい空間を演出した。発表されたのは、葡萄の木を連想させながら、多様な色合いに満ち、そのふもとへ人が集まりシャンパンを愉しむひとときをイメージした作品。


グラススピーカー exponential at Fritz Hansen, Photo: © Nacása & Partners

フリッツ・ハンセン青山本店では、プロダクトデザイナー・鈴木啓太は、新作のガラススピーカー「エクスポネンシャル」を発表。サカナクションの山口一郎とのコラボレーションによってサウンドインスタレーション「60 sounds, 60’s spirits」を開催した。
制作を担当した菅原工芸硝子株式会社が誇る高いクオリティと、鈴木の感性が生み出したガラススピーカーは、フリッツ・ハンセンの名作家具と共に展示され、会期中も高い人気を誇った。

他にも渋谷、六本木などのエリアでは、数多くのアートギャラリーもイベントに参加していた。さらに、広尾、代官山にも会場は点在し、中目黒では、パビリオンアートレス・アポイントメント・ギャラリーが参加するなど、イベントは広範囲にまたがって展開された。

まだ二回目の開催ではあるが、今年はファッションウィークと同時期に企画されたこともあり、海外プレスの注目度も高く、数多くの外国人来場者の姿が見受けられた。東京から世界へ発信するイベントへと定着し、さらなる成長を続けることを期待したい。

DESIGNART TOKYO 2018
会期:2018年10月19日(金)〜10月28日(日)10日間
エリア:表参道・外苑前/原宿・明治神宮前/渋谷・恵比寿/代官山・中目黒/六本木・広尾
主催:DESIGNART 実行委員会
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京
http://www.designart.jp

Text: Taketo Oguchi

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