カラードットインク

PEOPLEText: Miwa Yokoyama

様々なジャンルのアーティストやクリエイターが集まって創作活動をしようとコラボレーションしていくことで、新しい何かが生まれたりする。シェアし、広げていくことが主流となった今の時代、得意なことを伸ばし、不得意なことは助け合い、より完成度の高いものを目指すことは不可欠になって来ているように感じる。

私がたまたま偶然、台湾で出会ってすぐに意気投合し仲良くなれたアーティスト・コハラチアキさん。そこから偶然が重なり、東京で出会ったインタラクティブ・クリエイティブ・カンパニー「バスキュール」。そこには彼女の友人であるエンジニアの瓜田氏が。普段は物静かな彼だが、チアキさんと一緒にプロジェクトをしていることを聞き、色々とお話をお伺いするとまた違ったポップな一面を見せてくれた。

まずはじめに自己紹介をお願いします。

CALAR.ink(カラードットインク)は、アート、デザイン、テクノロジー、空間など多種多様なスキルを持つメンバーによって結成されたクリエイティブユニットです。リアルとバーチャルをシームレスに横断し、アートとテクノロジーを融合した世界で、観客を巻込みながら一つの物語を完成させていく、ライブペインティングショーを展開しています。混ざり合い、ランダムに広がっていくカラフルなインクのように、一人一人の記憶に、深く鮮明に浸透していける作品作りを目指しています!

メンバーについて教えてください。どのようなメンバーで活動していますか?

衛藤慧(プログラマー/CGアーティスト)
小原千明(アーティスト)
只石快歩(建築家)
坪倉輝明(メディア・アーティスト)
長谷川文二郎(クリエイティブ・ディレクター)
瓜田裕也(ポジティブハッピー)

肩書きでいうと、エンジニア、芸術家、メディアアーティスト、建築家、ディレクターがホームレスを経験しているメンバーがいたり、それぞれバックグラウンドが様々で面白いメンバーが揃っていると思います。
一方で共通してメンバー全員考え方や行動に子供っぽさが残ってる、っていうのも面白いなと思ってます。

ユニットの結成に至る流れを教えてください。

2015年夏に行われたアートハックデイというアート×テクノロージーをテーマにしたハッカソンで出会い、作品を作ったのですが、その後も芸術祭などでも継続して同じメンバーで作品を作ってきたので、ちゃんと名前をつけて活動しようという風になっていきました。

メンバーはそれぞれ独自に活動していると思いますが、どのように一緒に活動していますか?

作品を出展する場が決まっている場合は、なるべく集まってミーティングをしてますが、それぞれ本職があり、予定が合わなかったり、メンバーが関西と関東にいるので、オンラインになることの方が多いです。
次が決まっていないときは、チャットベースで話を進めることが多いです。

今力を入れているプロジェクトやお気に入りのプロジェクトを教えてください。

茨木のアートプロジェクト・県北アートで、アートの世界にテクノロジーによる不思議な演出を組み合わせて、描き始めから終わりまでが一つの物語になった参加型で楽しいライブペイントパフォーマンス「Achromatic World -いろのないせかい-」を実施しました。
体験空間では部屋全体を覆う全長20mの巨大プロジェクションマッピング映像を始め、照明、立体音響、風、シャボン玉、香り、床の振動など、空間全てが物語や観客のアクションと連動して変化します。もちろん観客の行動や反応で描きあげる絵も変化していくので、アーティスト、観客、共に楽しめるパフォーマンスになっています。
体験終了後には今リアルタイムで体験した内容が一冊の絵本となって現れます。毎回公演ごとに、登場人物として、観客の名前とイラスト、そして皆で作り上げたライブペイントのイラストが入った世界に一冊だけの絵本が完成します。

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