TOKYO GRAPHIC PASSPORT

HAPPENINGText: Kayo Tamura

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Tokyo Visualist Symposium2部の最初は川上俊によるプレゼンテーション。
川上氏は、2000年に「artless」としての活動を開始し、海外での展示会など、クライアントワークに留まらない活動をしてる。今回のトークでは今までのアートワークやエキシビジョンを中心に話が進められ、JAGDA TOKYOにて10月10日まで行われた、川上俊と河田孝志によるエキシビジョンの様子を語った。人との出会いによって作品が生まれ、出会うべき人にはだいたい出会うといった話が印象的だった。グラフィックコラージュについての制作過程、コンセプトなどが詳細に話され、デザイナーにとっては注目すべき話ではなかっただろうか。

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2組目は小山泰介によるプレゼンテーション。
今、最も注目されている若手写真家の一人である小山泰介。写真家になるきっかけは、デジタル一眼カメラを買った事。そして学校には通わず、独学で今まで活動を続けてきたそうだ。今まで写真を撮影しに行った所の地図や、その写真がどのような場所で、どのようにして撮影されたかなど、小山氏の写真を見ながら、気になっていたものすべてが話されたような内容となった。写真を撮る時に決めている事として、晴れた日の昼だったり、トリミングをしないなどがあり、一点一点の作品すべての説明を聞きたくなるようなトークであった。今後も更なる活躍が期待できそうだ。

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Tokyo Visualist Symposiumの最後を締めくくったのが、+81のクリエイティブ・ディレクター 山下悟と共に登場した稲葉英樹によるプレゼンテーション。
稲葉氏は、90年代後半より「+81」、「SAL magazine」などのデザインを手がけ、タッシェンの人気書籍「Graphic Design Now」のカバーに選ばれるなど、国内外から高い評価を受ける、注目すべきグラフィックデザイナーの1人である。
パソコンがなければ自分のデザインはなかったと、デザイナーになったきっかけからトークが始まった。過去の作品から、最近の作品まで、ミクロまでこだわる稲葉氏の話はとても面白かった。最近はグラフィックに興味はあるが、デザインにそこまで興味がない事に気がついたそうだ。よく、今はなにしてるのかと聞かれるが、表に告知して行くのが得意ではないらしい。淡々とやっていくのみと言う。近々ではTDCの審査員や、来年にはエキシビジョンを予定しているとのこと。今後の展開に期待したい。

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