アズール・デ・コルソ
PEOPLEText: Gisella Lifchitz
アーティスト、グラフィック・デザイナー、イラストレーターとしてフリーで活躍するアズール・デ・コルソ。これまで彼女は、ペプシコーラ、MTV、ニコロデオン、Vh1、ユニリーバ、クリームフィールズなど、数多くのクライアントワークを手掛けてきた。また、メキシコやアルゼンチンの出版社ではアート・ディレクターを務め、IdNの記事執筆なども担当している。
まずはじめに自己紹介をお願いします。
グラフィック・デザイナーをしています。自分の考えやメッセージ、気持ちを伝える手段として、絵を描いたり、何かを作ったり、新しいものを発明したり、手を加えたりしています。
アーティストとしての経験が、スケッチやグラフィックの作品の源になっています。性格は・・・ハッピーな人間ですね。
現在の仕事をするに至った経緯を教えて下さい。
ずっと絵を描くのが好きで、大学でデザインを専攻していたときに本格的に活動を始めました。大学でデザインと出会って、その魅力を知りました。あの頃は、とにかく何かクリエイティブなものを作りたいと躍起になっていましたね。色々な物の形を変えたり、色やテクスチャを付けて命を吹き込むといったような作品作りが好きです。
これまでのお仕事について教えて下さい。
出版会社で働き始めて、チームで仕事をしたり、早く仕事を片付けたり、一生懸命働くことの大切さを知りました。営業の時でもデザインの時でも、常にクライアントの要望を第一に考えなくてはいけません。
色々な所を放浪しながら、それぞれの場所でキャンペーン、ブランディング、イラストレーションなどの仕事をしています。
この仕事をやっていて一番良かったことは何ですか?
世界中の国へ旅行に行けて、色々な人と出会い、想像力を働かせ、皆と一緒になって遊べることですね。
なぜこの仕事をされているのですか?
自然と・・・ですね。絵を描くことは私にとって必要不可欠なものなのです。紙が大好きですから。
これからやってみたいことは何ですか?
もっともっと多くの絵を描きたいです。そして、自分のアートで周りの人たちを幸せにできたらいいなと思います。苦しい状況にいる人の役に立ち、自然を大切にしたいと思います。
次のプロジェクトを教えて下さい。
現在、多くのブランドのキャンペーンを手掛けています。DJとの企画、本やロゴの制作なども行っています。今後は、自分自身のラインの製品も作っていきたいと考えています。
Text: Gisella Lifchitz
Translation: Tatsuhiko Akutsu