バフモンスター「ターボ・ラバー」
バフモンスターは、グラフィック・ストリート・アート、ポップアート、そして世界のトイデザインを掛け合わせたムーブメントの有力者だ。ストリートアートを通じた日常生活が浸透する中、彼は現在92バージョンの愛らしい小さな仲間たちを提示する。もっとも彼らの中には明らかに悪魔のような角を持ったものもいるので、全部がそこまで愛らしくもないかも?!
この展覧会のテーマ「ターボ・ラバー」の意味について訪ねると、バフモンスターは、これが彼が常にしたいと思っていたことだと言うことで、愛のテーマを避けているのだと言う。ではキャラクターのような小さなUFOを作ることへの「愛」だと思っておこう。
ランダム・ヴォン・ノットハウスという名のもと、彼は新しい創刊号がリリースされたばかりのライフスタイル・マガジン「HELIO」のクリエイティブ・ディレクターでもある。
さらに、彼は5月13日ロサンゼルスの181マーテル・ストアのオープニングでもフィーチャーされ、ペインティングとジュエリーの新しいコレクションを披露した。この小さな “バフィーズ” への愛が広がり、ロサンゼルスは彼を呼び戻したのだ。
キッドロボットのオープニングで二時間以上も本やTシャツ、カードにサインをしたあと、バフモンスターはSHIFTに向けてインビデーションカードをカスタマイズしてくれた。ということで、その「愛」を僕たちも感じる。
BUFFMONSTER – THE TURBO LOVER
会期:2006年4月20日〜5月30日
会場:Kidrobot LA
住所:3rd Street Promenade, Santa Monica
http://www.buffmonster.com
Text: Christopher Lenz
Translation: Yurie Hatano
Photos: Christopher Lenz
