フスク・ミット・ナヴン
PEOPLEText: Victor Moreno
コペンハーゲンのストリートアート界をどう思いますか?
グラフィティのことには注意を払っていますが、ストリートアート界全体のことは詳しく見ているわけではありません。コペンハーゲンのグラフィティは活気があって最高です。素晴らしい描き手がここには沢山住んでいますし、グラフィティを鑑賞するにはヨーロッパでも最高の場所のひとつです。
ヘンリック・ヴィブスコブやウッドウッドのカール-オスカー・オルセン等、コペンハーゲンのデザイナーたちとも一緒に仕事をしていますね。
どちらとも一緒に仕事をしました。ヘンリックとは何年も前にTシャツを作りました。初めてのTシャツはウッドウッドから出しました。ウッドウッドのもう一人の創設者であるブライアンは私のよい友達です。
最近、ストックホルムのギャラリー・スタインスランド・ベルリナー(GSB)で展覧会を開いたそうですが、どうでしたか?
うまくいきましたよ。パリのグラフィティアーティスト、ホルフェ(Horfe)と一緒に展示を作りました。彼とは初めて一緒に仕事をしましたが、とてもいい人で、本当にやりやすかったです。オープニングもそれ以降も、沢山の人が来てくれました。ストックホルムは天気も良く、私にはのんびりする時間も、グラフィティを描く時間もありました。まるで沢山の素敵な人に囲まれたワーキングホリデーのようでした。
スウェーデン人アーティスト、フィンスタと仲が良いそうですね。なにかコラボレーションはしましたか?
2006年、パリへの旅の楽しい道中でウォールペインティングをいくつか一緒にやりました。私たちのドローイングのスタイルはちょっと似ていて、ともに黒い縁取りにマンガ風のキャラクターです。私は彼の作品が好きですし、彼は人柄もいいのです。
今年の始めに、オスロで展覧会を開きましたね。
エイヴィン・ホーヴェイの主催で、ミール(Mir)という名のギャラリーで行いました。小さく素敵な展覧会でした。屋内に彫刻を吊るし、屋外で絵画を作りました。外は凍りつくほど寒く、描いている間15分おきに熱々のお湯で手を洗わなくてはなりませんでした。
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