ファンタジスタ歌磨呂
PEOPLEText: Mariko Takei
今回、PUBLIC/IMAGE.3Dで開催することになった個展「COUNTERSTOP」について、展示作品の紹介を交えて、その内容を教えて下さい。
今回テキスタイルデザインがメインの展示なのですが、絵的なアプローチのテキスタイルをめざし制作しました。パターンは無限に繋がり増殖していきます。目でその無限増殖を見る事はできませんが、絵は永遠に続いて行きます。その状態がゲームのスコアカウンターのカウンターストップのイメージと近かったので、このタイトルを名付けました。制作したテキスタイルが色々なものに落とし込まれております。
音楽やアニメなど様々なカルチャーをモチーフとして取り入れた今回の個展では、ファッションブランド「GALAXXXY」や、アキバ系アイドルグルーブ「ディアステージ」とのコラボレーションもされるそうですね。それぞれどのような展開となるのでしょう?
ディアステージさんの衣装をGALAXXXYさんと制作しました。オープニングレセプションでその衣装を着てディアステージさんにスペシャルライブをしていただく予定です。またGALAXXXYさんとはコラボレーションTシャツも作っております。
また、上記コラボレーションに関して、それぞれコラボレーションをすることになった、そのきっかけを教えて下さい。
ディアステージさんとは2年前に内装に関わらせていただきその時から大好きでした。
GALAXXXYさんは前々から非常に興味のあったブランドで、この2社の今のトウキョウカルチャーの旬のツボを確実に抑えたセンスと、いつかコラボレイションをしたいと考えており、今回の展示のお話をいただいた時、企画をご提案したら見事OKをいただきました。
手掛ける作品はマンガ表現がベースになっているようですね。マンガの表現をベースに作品を展開するようになったのはなぜですか?
マンガは日本を代表する素晴らしい文化です。そして僕らの世代の人間は必ず影響を受け育っていると思います。マンガ表現のイメージを使ったクリエイティブで、マンガやアニメーションの新しい解釈を自分なりに模索しています。
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