ストーム・サープ
PEOPLEText: Ryan Bukstein
ポートランドで優れたローカル・デザイナーを見つけるいい方法とは何でしょう?
ああ、それは実際に来てみた方がいいよ、自分自身で発見できるだろうからね。
でも、もし名前をあげるとすればオンラインのアートマガジン、PORTかな。毎日読んでるし、総合的なクリエイティブ・コミュニティを知る事ができるんだ。このサイトはわかりやすいし、コラボレーションも多いし、議論なんかもできる。もちろん全ての事には賛成できないけどね。でも役立っていると思う。
あとローカルなニュースペーパー、マーキュリーを読んでみるといいよ。音楽イベント情報も見れるし、ジョン・モトリーとカース・ボウイが書いてるアートの批評も面白い。インターネットを使って街の非営利団体で何が起こっているかを見てみることもおすすめ。名前をあげると、PICA、ポートランド・アートセンターとブルー・スカイ・ギャラリー、学校では、リード・カレッジ、メリルハースト大学、そしてPSUが現代的な発想をプログラムするため精力的に動いてる。
Had Had, 2006, Ink on paper, 43″ x 42 3/4″ *Included in the Portland Art Museum Biennial 2006 Courtesy of PDX Contemporary Art
プリアム・デフェンバーグ、PDXコンテンポラリー・アートやエリザベス・リーチ・ギャラリーが過去何年かで場所を移していいる。このことはアート・コミュニティーが成長してきた事を反映してるようだ。より良くより大きな空間を、より良くより大きな作品のためにという事かな。
川を渡ったオールドタウンにすごく面白い、独立したギャラリーがあって、そこは常に刺激的な作品を展示してるんだ。特にモーテルとスモールA、そしてニュー・アメリカン・アート・ユニオン(NAAU)がお気に入りなんだ。
The Dalles, 2006, Ink, gouache on paper, 24″ x 36″ Courtesy of PDX Contemporary Art
SHIFTの今回のカバーデザインのコンセプトについて教えて頂けますか?
この作品自体がそれを話していると思うんだけど、子供の頃から持っていたエロティックな概念のついてのセクシュアルなジョークなんだ。まず文章の方が卑猥だけどね。もっと想像的になるように修正を加えたんだ。誰かが最近こう言ったんだ、『どういう意味かはわからないけど、まじで理解できるよ。』ってね。おかしいだろ?
あなたが影響されたデザイナー、アーティスト、本やその他の物や人々はいますか?
答えるのはほぼ不可能かもしれない。影響とは僕がなぜ物を作るかの大部分を占めているしね。沢山の物に夢中になっていて、絞るのが難しい。コンテンポラリー・アートに対してはなぜかナーバスになってしまうから、古い作品を沢山見ることにしている。僕の作品が影響を表しているとは言えないと思うんだ、それよりもクオリティやスタイルを表していると思う。サージェントはすごく好き。デガスとベルニーニも大好きで、名取春仙は過去何年かで、僕にかなり重要な影響を与えていると思う。作家も好きだし、ミュージシャンも好き。デザイナーやフォトグラファーもね。
役者は僕の作品の中で大きな役割を果たしてくれる。ここ最近グロリア・スワンソンのことをよく考えているんだ。
読者に何かメッセージをお願いします。
後悔はしないこと。
Text: Ryan Bukstein
Translation: Junko Isogawa