パッケージ
PEOPLEText: Naoko Ikeno
洋服は人体という壊れ易い物体を包み保護するもの、というコンセプトに基づいて「パッケージ」プロジェクトに取り組むオランダ人アーティスト、ジェッセとユーロジア。制約のない、自由で新しい服飾デザインを提案する彼女達の今後の活動が注目される。今回は、ジェッセにパッケージ服やオランダのデザインシーンなどについて、お話を伺った。
まず初めに自己紹介をお願いします。
ジェッセです。本来は、グラフィックデザイナーなのですが、家具や他のこともしています。私のパートナーであるユーロジアは、ファッションデザインをしていて、現在彼女と2人でパッケージというプロジェクトに取り組んでいます。パッケージでは、全ての分野をつなぎ合わせて、私達がやりたいように(クライアントからの制限無しに)いろんなことをしています。
パッケージについて、教えて下さい。
パッケージは、パッケージと服飾の自由な解釈です。私達は、このプロジェクトの発表のために、他のアーティストと一緒に展示準備をしています。
パッケージプロジェクトを始めることになったきっかけについて教えて下さい。
どのようにプロジェクトを始めたかだなんて!私にもわかりません。ただ自然発生的に起こってしまったんです。ユーロジアは、どうしてパッケージはとてもシンプルなのに、洋服のパターンは複雑なのだろうと問いはじめたのです。それで、私達はパッケージされた人々とプロテクションについてみていくことになりました。
パッケージ服について教えて下さい。
パッケージ服は、とてもベーシックでシンプルなものです。何か楽しいものを包むようにね。身につけると、箱のようなパッケージのようには見えないけれど、基本は同じです。
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