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「現在地:未来の地図を描くために[2]後期」

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ヤン・ファーブル《昇りゆく天使たちの壁》1993年 金沢21世紀美術館蔵 © Angelos bvba / Jan Fabre. Photo: Taku Saiki

金沢21世紀美術館開館15周年を記念した展覧会「現在地:未来の地図を描くために[2]後期」が2月4日から4月12日にかけて開催される。これまでに同館が収集した約3,880件に上る作品から、多様化、複雑化する現代において自分たちの現在地がどこにあるのかを見据え、未来に向けてどのような地図が描けるのかを考える前期と後期に分けて開催されるシリーズの後期に当たる。

「抽象的な価値」のセクションでは、照屋勇賢の作品を例に経済上の市場価値が作品の価値であるかを考察。「うつす」では、ホンマタカシ西山美なコトーマス・ルフらの作品を紹介し写真というメディアを再考。「境界」では、シルパ・グプタミヤギフトシの作品から境界の存在を自覚することで、そこで起きている/起こるであろう関係とその未来について考える。「見えない力」では、見えない力の存在が私たちの予想や期待とは異なる結果をもたらしたり、意表を突くような現象を起こす毛利悠子の作品を紹介。

さらに、「KOGEI」からは、上出長右衛門窯+丸若屋十一代 大樋長左衛門桑田卓郎らの作品を紹介し、過渡期にある工芸の、素材、手法、造形の多様さを主体にした展示を試みる。「アーカイブ」では、塩田千春の作品における鍵について着目し、個人あるいは集団の記憶を想起させる。「素材と技法」では、もはやジャンルで作品を分類することが不可能な状況になっているを、エル・アナツイ小谷元彦ヤン・ファーブル中川幸夫らの作品を通して、現代美術館の大きな課題のひとつである多様化する作品形態の保存と未来への引き継ぎについて考察。

開館15周年記念「現在地:未来の地図を描くために[2]後期」
会期:2020年2月4日(火)〜4月12日(日)
開館時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
休館日:月曜日
会場:金沢21世紀美術館
住所:石川県金沢市広坂1丁目2-1
料金:一般 450円、大学生 310円、65歳以上の方 360円、小中高生無料
TEL:076-220-2800
https://www.kanazawa21.jp

Text: Editor

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