ニュー・シティ・アート・フェア 台北 2012
HAPPENINGText: Tomomi Sakuma
COEXIST-TOKYO/EARTH+GALLERY
現代美術の展示スペースとアートに関わるイベントを行っているCOEXIST-TOKYO/EARTH+GALLERY。生態系アーティストと呼ばれるKOHEIの正方形の炭をしきつめた作品は光による反射によって、炭の黒の色合いが変わる。一言に炭といっても、一色の黒でもないし、質感も全く違う。まるでそれは人間の個性を見ているようだった。
宮城勝規 Ohshima Fine Art
日常に溶け込んで楽しめるような作品も多い Ohshima Fine Art。宮城勝規の描く子供は耳がはえたり、つのがはえている。人間のようで、人間ではない子供たち。それをみていると、子供の頃に戻ったような気持ちになり、また幸せな気分にさせてくれる力があった。
Rich hpgrp GALLERY TOKYO
hpgrp GALLERY TOKYO。一見一枚の写真にみえるが、写真をコラージュして撮影している進藤環。今回のメインビジュアルを担当したRichの台湾のスクーターシリーズや幻想的な世界を表現している動物のシリーズが展示されていた。Richの動物のシリーズはまるで映画のワンシーンのように美しく、光の中に吸い込まれていくようだった。
中田博士 ギャラリー点
金沢から出展のギャラリー点のセクションに行くと、目の前に白い焼き物が目に入る。中田博士の真珠光彩瓶。並べられた焼き物は一瞬タワーのような建物物を彷彿させる。どの場所においても、作品としての存在感がある。
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