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水野健一郎

PEOPLEText: Shinobu Ono

アニメの他に、ご自身のバックグラウンドになっている、と感じるものはありますか?

ニューペインティングです。何をやってもいいんだ、という自由で開放的な気持ちを与えてくれました。ペインティングでは無い線画表現などにも変化が現れたと思います。それからポップアートでしょうか。模倣する意識は無いけれど、方法を踏まえた上で自分はどのようなやり方をするのか、ということを考えます。

けれど、すごく影響を受けた人がいたとしても、同じことをやっては駄目だという強い意識が昔から強くあって、真似ることで吸収できる部分から得たものはあまり無く、そういった意味での訓練というのもありません。本当に昔から、それこそ物心ついたときから自分の中にあるものが土台になっていると感じます。

水野健一郎

ずっと 、ご自身の中にあるものを出力し続けているという意識が強いのですね。

そうですね。自分でも、自分の中にあるものをかたちにしてみないとわからないという所もあるから、見てみたい。それから、展覧会ごとにテーマなども違うので、全体を通して見てもらいたいとも感じています。今はブログで並べて見せることで、総合された一つの全体像として見えるようになっていると思います。

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© Kenichiro Mmizuno

水野さんの絵やアニメーションは、物語の断片のように見えますが?

そうですね。大きい何かの一部分を引き出している感じです。「KATHY」展に限らず僕の絵は全部そうだと思います。

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© Kenichiro Mmizuno

水野さんの絵には、懐かしさのようなものを感じます。

子供の頃夢中になったアニメが刷り込まれているからだと思います。でも懐古趣味的な意識は無くて、自分にとって今の自然なスタイル、自然な絵を描いています。

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