TOKYO GRAPHIC PASSPORT

HAPPENINGText: Kayo Tamura

tgp11.jpg

2001年よりロンドンに拠点を移し、Dan Ross、Rankinと共に雑誌「Intersection」を創刊したのが、フランス出身のアート・ディレクター兼デザイナー、ヨルゴ・トゥルーパス。Intersectionの話だけに止まらず、最初に雑誌の仕事となった「CLASH」の話からトークが始まった。21歳のときに初めて雑誌の仕事をしたのが、CLASH。支払いを受けない、その代わりに自由が与えられたそうだ。そしてCLASHの次に手がけ、無料で配布したという「magazine」についても触れていた。magazineのカバーデザインでは、同じグリットを使いながらも毎回タイプフェイスを変えるやり方をとっていたそう。

tgp11-2.jpg

Intersectionの読者に対しては、平均的なスタイルの雑誌とは違ったアプローチをしてる。読者はマーク・ジェイコブスが誰なのかを知らないかもしれないが、スタイルやデザインに興味をもっているので、違ったやり方でグラフィックな要素を使う事によってディテールを示そうとした。また、彼は『今日紹介されているような雑誌、実験的な雑誌よりはもっと主流の雑誌に近い物があると言える』と語っていた。

最後に面白い動画を見せてくれた。毎回、ユーモアという感覚のものを取り入れたり、違った事をやろうとしているが、多くは非合法的な行為だったりする。考え方としては自分が自転車をこいでいるのではなくラジコン任せ、なのだそうだ。

tgp12.jpg

中島英樹は、NY ADC賞金賞5回、銀賞7回、東京ADC賞など、多数の受賞歴を持ち、坂本龍一とのコラボレーションを行うなど、日本を代表するグラフィックデザイナーである。

雑誌は不況の時代。最初に、東京においての現在の雑誌の状況について語った。自身の作品集「リバイバル」を自費出版した話の中で、『分かりやすいデザインは忘れやすい。分かりやすく誘導するデザインではいけない。』という話は面白かった。

続きを読む ...

【ボランティア/プロボノ募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
コントワー・デ・コトニエ公式通販サイト | 2016 SUMMER SALE
MoMA STORE