コロフォン 2009

HAPPENINGText: Akira Nishitake

Karen
カレンについて書かれた本の話

観客からの質問に対して、次の記事を書くのはあなたかもしれないと、挑戦的なことを突きつけていたのが印象的。

O32
032C ベルリンのハイファッション雑誌

O32Cの成長の過程を説明していた。この雑誌は、多くのコンテンポラリー・アーティストとコラボレーションをしていて、なかでもトマス・デマンドに作品を依頼したとき、本物のポルシェが必要と言われ、編集者は、ベルリン中を探して某大手企業のCEOから借りてきた。車をデマンドのスタジオに持っていったのだが、作品は、車のほんの一部のみを使用した作品で、そこまでする必要があったのかと編集者も思ったそうだが、実際にそういった事をすることが意味があると言っていたことが印象的だった。

domus
domus

イタリアの老舗、建築雑誌の「domus」のリニューアルをどのような過程を経て、行うことになったのかをゲシュタルテンのスヴェンとオンラブのニコラス が話してくれた。一つのの雑誌をリニューアルするのに膨大なリサーチと綿密な設計をしていたのが印象的。雑誌一冊の流れをひとつの楽譜のようなものにまとめて、いた部分やいろいろなページを組み合わせると折り紙のようになっていた。沢山のチャレンジングなデザインを楽しんでいるデザイナーと面白い作品を作ることを許している出版社の凄さを感じた。

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