ファースト・サーズデイ・ポートランド

HAPPENINGText: delilah.loves.you

ファースト・サーズデイ・ポートランド
Elise Wagner – Entropic Horizons

次に寄ったのは「バターズ・ギャラリー」という、よりコンテンポラリーなギャラリーだ。作品はモダンなもので、僕にとっては時折退屈ではあったが、いくつかの作品にはとても目を奪われた。

ファースト・サーズデイ・ポートランド
Dorothy Goode – Cant Series #9

個人的には、アバンギャルドやコンテンポラリーアートが得意ではないのだが、この作品はギャラリーの中でも際立っていた。人工的な創造物と自然の創造物(直線的なドローイングと跳ねたもの)のコンビネーションによるカラーとオフセットイメージの巧みな操作が、とても興味深かった。

ファースト・サーズデイ・ポートランド

失礼なことに、次のこのギャラリーの名前を記録するのを忘れてしまった。オーナーと少し話をしたところ、彼らは以前のギャラリーオーナーより、最近このスペースを譲り受けたとのこと。ナイスなカリフォルニア感漂う場所。アレク・ニールによるドローイング作品は素晴らしく、特に食卓マットを見立てて正確なナイフを切り取った作品がよかった。

ファースト・サーズデイ・ポートランド

ジョー・ツールファスによる、センスのいい遊び心が加えられたガラス作品もいくつか見受けられた。技術的にも素晴らしく、UPウォルラスが浮き彫りにされており、3つの象牙に支えられている。注意書きとして、撮影はされていないが4フィートのワイングラスもあり、そんなに大きなグラスは何10年も前に作られているべきだと思わされた。

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