ディーゼル デニム ギャラリー アオヤマ

PLACEText: Naoko Kawaguchi

2007年9月、東京・青山。骨董通りを抜けたこの閑静なファッションエリアに、イタリアを代表するアパレル・ブランド、ディーゼルのニューショップ、ディーゼル デニム ギャラリー アオヤマがオープンした。代官山から移転した同ショップ、世界中ではここ東京とニューヨークのみで展開されている。

ディーゼル デニム ギャラリー

2階建てのスタイリッシュな外観。「デニムをアートとしてディスプレイする」をショップコンセプトとして掲げ、ここデニム・ギャラリーでは各シーズン限定アイテムや、プレステージの高い商品展開を主としている。また1階と2階にはフロア別に毎回異なるアーティストによるインスタレーションや、アート展を行うギャラリースペースも設置している。

以前からファッションというクリエイティブ領域を越え、アートやグラフィック、音楽といった他分野のアーティスト・サポートを積極的に行っているディーゼル・ブランド。新たな人気スポットとなるであろう、このクールで独創的なショップ概要を簡単に紹介しよう。

ディーゼル デニム ギャラリー

1階はメンズ、レディース共にディーゼル商品の中でもプレステージの高いエクスクルーシブなディーゼル デニム ギャラリー・コレクションのアイテムがアート作品のようにディスプレイされている。内装はイタリア本国のインテリア・チームによるもので、人気のデニムジーンズは天井から革ベルトのようなもので無造作に吊るされ、ペイントに使うような木の脚立にはバッグや小物類がフロアと一体化してディスプレイされている。

ディーゼル デニム ギャラリー

店内中央にはオープニング展として、HIROFU ISO / KOMAINUによるインスタレーション作品「ONCE NIGHT FALLS」が展示中(2008年1月20日まで)。「夜の闇の中で起きる出来事」にフォーカスし、天井から吊るされた何本ものチェーンには、怪しくも昆虫たちが無数に象られていた。

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