XOOOOX

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XOOOOOOOOOOOOX!
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世界中でストリート・アートに注目が集まる今、ベルリンでもその波は確実に押し寄せている。ベルリン市内では「アーバン・アフェアーズ – ストリートアート・ベルリン2008」が7月5日より開催される。エッジなショップが立並ぶフリードリッヒ・スハイン地区にあるメイン会場では、ヨーロッパを中心に活躍する40人を越えるストリートアーティストが一同に会し、大規模なエキシビションが展開される予定だ。「X」「O」のタグとファッションマガジンから抜け出たようなポージングの女の子のイメージで、ベルリン市内のストリートを飾る「XOOOOX」は、このアートイベントに参加するひとりだ。今月のシフトカバーを担当し、個展開催も控える注目のストリートアーティスト、XOOOOXにお話を伺った。

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Xoooox, 2003. Courtesy of CircleCulture Gallery

XOOOOXとは、どのように呼ぶのでしょうか?またこの名前の由来を教えて下さい。


自分の中では、シンプルに「xox」なのですが、ほとんどの人は「google(グーグル)」のように「o」を続けて発音しています。純粋さとバランスから、この名前を選びました。入れ替えることもできますし、対照的に反映させることもできますが、常にXOOOOXであるということ。解釈の余地が多分にあります。何にも影響されない強い信念のように、シンプルで非特定です。

現在のスタイルで描き始めたきっかけは何ですか?バックグラウンドを教えて下さい。

古典的なグラフィティのスタイルでやってきました。1999年にコピー機の仕事をはじめたのが、僕の実験がスタートした時期です。ポケットに入っているものを何でもコピーし、ペーストし、コラージュをしていました。

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Xoooox, Berlin. Courtesy of CircleCulture Gallery

作品には女の子や女性のファッションがよく見られますが、これらオブジェクトがよく使われる理由やコンセプトを聞かせて下さい。

1番の影響は、女の子やたくさんのファッション雑誌に囲まれて育ったことだと思います。男の子と遊ぶより、女の子と遊ぶことの方が面白かったのです。女性の物事に対する繊細さや、服の着方が好きです。それは彼女らが日常にプレイするとても巧妙なゲームです。彼女らのワードローブは、大きな武器の貯蔵庫です。女性に対する敬意でもあります。

技術面について教えて下さい。

1993年頃にコラージュを始めました。もっとグラフィカルなことをしたかったのですが、コンピューターを持っていなかったのです。実家の地下室が僕の小さなスタジオで、そこはVOGUE、ELLE、HARPERSといった何百ものファッション雑誌で埋まっていました。僕はそれらを手にとり、切り抜いてワードローブを覆い始めました。ストリートでの初めての作品は、そうした貼付けによるもので、やがてより速くて長い間持続するステンシルに切り替えました。ただ、今でもペーパーコラージュは続けています。

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Xoooox, 2008. Courtesy of CircleCulture Gallery

ベルリンで開催のエキシビション「アーバン・アフェアーズ2008」に参加とのことですが、展示プランや意気込みを聞かせて下さい。

このエキシビションが行われる環境が、とても素晴らしいです。古くて安っぽい醸造工場のホールで、ストリートアート作品の展示には完璧な場所です。主にヨーロッパからの30人を越えるアーティストが集まります。今のところ僕は、ステンシル作品とインスタレーションを掛け合わせるつもりです。

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Xoooox, 2007. Courtesy of CircleCulture Gallery

今、世界中でストリートアートが注目を集めていて、公的に行われる大きなイベントもたくさんありますが、それについてどのように思いますか?またベルリンのストリートアートシーンについて教えてください。

願わくばすぐに消えてなくなるであろう大きなバブルだと思います。メディア、広告、出版によって、ストリートアートが爆発的に注目を集めているのです。しかし、そうした中でも自分の表現スタイルを発展させなければなりません。『流行になったからストリートアートをやめる』というのは簡単過ぎるでしょう。ベルリンには、たくさんのコラージュによる典型的なストリートアートのスポットがありますが、僕は大量のタグや強烈なストリートの爆撃などを伴う、もっと古典的なドローイングスタイルのシーンが好きです。

特に影響を受けている人やものはありますか?

スタイルやトピックは、モデルや魅力的な人など全てのものがあるファッション業界、それから女の子達に影響されています。また、初めて見つけた等身大のステンシル作品は、ブレック・ル・ラットのもので、僕はそこからシンプルなテクニックのパワーに気付きました。

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Xoooox, 2007. Courtesy of CircleCulture Gallery

この先ストリートアートをどのように活かしていきたいですか?

今は、初めての個展に向けて動いているのですが、僕にとっては物事の行方を眺めるのがとても楽しいです。ストリートと同じものをギャラリーで展示するのではつまらない。スタジオで制作することも、ストリートでの新しいアイディアを得る良いプロセスです。良い相互作用だと思います。

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Xoooox, 2003. Courtesy of CircleCulture Gallery

初めての個展について教えて下さい。ギャラリーでの展示は、ストリートとどのようなアプローチの違いがありますか?

個展はベルリンの サークルカルチャー・ギャラリーで行われます。ストリートとは、たくさんのものとコミュニケーションをとる最良の方法です。ギャラリーでは、より作品の主題に深く立ち入ることができます。古典的なステンシル作品、コラージュ、立体作品を展示する予定です。

今月のシフトカバーのコンセプトは?

とてもシンプルなので、説明はいらないと思います。

読者にメッセージをお願いします。

走り続けろ!

Urban Affairs – Streetart and Urban Art Exhibition in Berlin
会期:2008年7月5日〜8月3日
時間:火〜木/14:00〜21:00、金〜日/15:00〜23:00
オープニング:7月5日15:00〜
会場:Brauerei Friedrichshöhe / PHB Club / Biergarten Friedrichshöhe
住所:Landsberger Allee 54, 10249 Berlin, Germany
http://www.urbanaffairs.de

Xoooox Solo Exhibition “Molotov High Heels”
会期:2008年7月18日〜9月10日
時間:14:00〜18:00
オープニング:7月17日19:00〜
会場:CircleCulture Gallery
住所:Gipsstrasse 11, 10119 Berlin Mitte, Germany
http://www.circleculture-gallery.com

Text: Yurie Hatano, Mariko Takei

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