ソナー 2006

HAPPENINGText: Julio Cesar Palacio

また一年が経ち、現代音楽シーンの最も由緒ある確立したフェスティバルの一つの熱を共に、この夏が始まる。音楽とマルチメディア・アートの国際フェスティバル、ソナーは開催12回目を向かえた。


Sr. Coconut and his Orchestra

今年は、例年のような著名人達ではなく、より折衷的なラインアップを掲げることが決められた。それでもソナーは、最新の音楽スタイルと傾向を繰り広げることを切望しながら、同時に過去のリファレンスや影響を大事にしている。進むために振り返る。


CHIC feat. Nile Rodgers

フェスティバルには、シック feat. ナイル・ロジャースなどのディスコミュージックの大御所や、マスターズ・アット・ワークのオールドスクールヒップホップにDJクラッシュDJシャドウ、クラシックなディゲイブル・プラネッツ、アンダーグラウンドのディガブル.プラネッツアグリー・ダックリングナイトメアズ・オン・ワックスジャイルス・ピーターソン&MCアール・ジンダーなどが登場する。


Goldfrapp

今年のラインナップの音楽的な多様性の例としてセニョール・ココナッツや、ゴールドフラップのライブアクトが挙げられる。

それにしても今年のソナーには、日本人アーティストの存在が目立ち、彼らは母国の幅広い提案を持ち込んで、日本における現代音楽シーンの今を見せた。

もう一つの今年の国はジャマイカだ。代表としてダブマスターのリントン・クウェシ・ジョンソン&デノス・ノーヴェル・ダブバンド、ダブステップの新しい主役たち、モードセレクター、バーバラ・プレシンガー、そしてアバンギャルドのポール・バンドなどが参加する。

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