ソナー 2006

HAPPENING

また一年が経ち、現代音楽シーンの最も由緒ある確立したフェスティバルの1つの熱を共に、この夏が始まる。音楽とマルチメディア・アートの国際フェスティバル「ソナー」は開催12回目を向かえた。

今年は、例年のような著名人達ではなく、より折衷的なラインアップを掲げることが決められた。それでもソナーは、最新の音楽スタイルと傾向を繰り広げることを切望しながら、同時に過去のリファレンスや影響を大事にしている。進むために振り返る。


まず、坂本龍一アルヴァ・ノトによるアーティスティックな2人のパフォーマンスが、ソナー初日の夜の幕を開けた。披露したのは、彼らの新しいプロジェクト「INSEN」である。

フェスティバルには、シック feat. ナイル・ロジャースなどのディスコミュージックの大御所や、マスターズ・アット・ワークのオールドスクールヒップホップにDJクラッシュDJシャドウ、クラシックなディゲイブル・プラネッツ、アンダーグラウンドのディガブル.プラネッツアグリー・ダックリングナイトメアズ・オン・ワックスジャイルス・ピーターソン&MCアール・ジンダーなどが登場する。

今年のラインアップの音楽的な多様性の例としてセニョール・ココナッツ・アンド・ヒズ・オーケストラや、ゴールドフラップのライブアクトが挙げられる。

それにしても今年のソナーには、日本人アーティストの存在が目立ち、彼らは母国の幅広い提案を持ち込んで、日本における現代音楽シーンの今を見せた。

もう1つの今年の国はジャマイカだ。代表としてダブマスターのリントン・クウェシ・ジョンソン&デノス・ノーヴェル・ダブバンド、ダブステップの新しい主役たち、モードセレクター、バーバラ・プレシンガー、そしてアバンギャルドのポール・バンドなどが参加する。

ダンスミュージックでは、毎年このフェスティバルでお馴染みのマシュー・ハーバートミス・キティンや、リッチー・ホウティン、デトロイトのライアン・エリオット、フランスのローラン・ガルニエ、カナダのティガなどを見ることができた。

坂本龍一とアルヴァ・ノト。2人のアーティストのコラボレーション。最先端の音楽とテクノロジーの狭間をゆく作品や現代音楽シーンにおいて、最も偉大な作曲家でありミュージシャンの1人だ。坂本龍一は有名な「イエロー・マジック・オーケストラ」のメンバーであり、18の映画のサウンドトラックを手がけている。

一方、アルヴァ・ノトとして知られるカールステン・ニコライは、ビジュアル&サウンドデザインの分野の担い手の1人として知られるようになったアーティストだ。彼を現代のエレクトロニック・ミュージックにおける新しいミニマリズムのアバンギャルドにしたのは、ハイブリッドな作曲編成にアートと音楽。

これがソナーの始まりであった。坂本龍一のピアノとアルヴァ・ノトのコンピューターによる、サウンドとビジュアル効果の繊細なコンサート。ピアノのサウンドをリアルタイムでイメージにした動きを映し出す巨大で水平なLEDスクリーンを間にして、2人はステージの両端に分かれていた。
コンサートの間、2人のコラボレーションが互いに補い合い、理解と共鳴の境地に到達していく様を見ることができた。坂本の妙技はノトのイメージと空気に完璧にマッチしていた。

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