トリマルキ DG 2005

HAPPENING

ラテンアメリカのデザインもついにミーティングポイントを得たことを「トリマルキ DG」がまた証明した。1つのスタジアムで3日間に、15のカンファレンス、そして4000ものアシスタントが今年もこれを実現させたのだ。数々の絶賛を受けてきたカンファレンスやワークショップも、4回目の開催を迎える今年は最も盛りあがり、それを伝える事ができて嬉しく思う。


安い値段と、このイベントに込められた想いが、完璧な結果を残すための完璧な武器になった。これまでにデザインに興味を持った事がある誰もが簡単に参加する事ができ、プロフェッショナルの手段を学びながら、思い思いの3日間を過ごした。ただそこに立っていたという事実だけで、たくさんの素晴らしい事がこれから起こるということが分かったものだ。

一番に私の注意をひいたのが、そこにいる人々の多様性である。パリ、ボゴタ、ベルリン、メキシコ、ロンドン、サンティアゴ、ブエノスアイレス、それにモントリオールまで、様々な出身地からのデザイナー達がメールアドレスを交換したり、将来の合同プロジェクトを生み出したりしていた。ごく自然に全ての人がカルチャーのミックスを感じている様子は、とても楽しく、素晴らしかった。

1500フィートの円形の博覧会は、はずすことのできない始めのステップ。この折衷的なスタイルと制作者は、今日のデザイン分野において起こっていること1つに視点を当てた。著名なデザイナーや通りすがりの人の作品がスタジアムの壁に自然に並べられ、カンファレンスのコンクリート環境に暖かさをもたらしていた。スケートパークの付近や、大きな壊れた壁もまた、このロケーションの好ましい部分だった。

最も良かったものの1つがステファン・サグマイスターであったと言う人が多いなら、たぶん私はその人達に同意するだろう。 彼の話とワークショップは、信じられないほど刺激的で参考になるものだった。 彼は次世代の最も有力なグラフィックデザイナーの1人であるだけでなく、素晴らしい人間であり“オープンボックス”と呼ぶことのできる者だ。彼は偉大な教師であり、私などは彼が滞在している間にコンタクトをとるのはとても難しいのではないかと思ったのだが、彼が歩き回っていたりデザインの学生とおしゃべりしているのを見て、誰も驚いたりはしていなかった。

「ロボ・フィルム」のカンファレンスは、2番目のお気に入りに最も近いもの。世界で最も優れた5人のモーショングラフィックのチームワークについて私が何を言えるだろうか?彼らはこれからも私を驚かせ続けるに違いない。

お気に入りのワークショップは、JLと「Stupid Love」が披露したキャラクターデザイン。彼らは、滑らかにアイディアを共有しながら好きなキャラクターをデザインしはじめられるように、皆にスケッチブックとマーカーを手渡した。クールな人達だ。
他にも皆が楽しんでいたように見えたワークショップは(私は寝坊した!)、写真とストリートアートのアトリエだった。

そして、それぞれの夜を飾り、働いた頭をリラックスさせるパーティ。9人のVJと2つのオーディオビジュアル・プロジェクトがダンスフロアを占め、最高のやり方でそれぞれの夜を締めくくった。全てのセットは激しく、全員のための楽しい時間にフォーカスされていた。デザインの過量服用。私の目は未だに充血している。力尽きた。

TRImarchi DG 2005
会期:2005年9月30日〜10月2日
会場:Mar del Plata, Argentina
info@trimarchidg.net
http://www.trimarchidg.net

Text: Pablo Gonzalez Diaz and Sebastian Valdivia
Photos: Guillermo Damian Fernandez
Translation: Yurie Hatano

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