NUMEROフェスティバル

HAPPENING


「NUMEROフェスティバル」は、リスボンで年に1度開催されるインディペンデントで独創的なイベント。国内外のアーティスト、ミュージシャン、プロデューサーが集い、新たな視点で物事を見つめ、異なる言語で表現されたり、技術的な進歩により生み出される新しい現実を発表する場となっている。毎年あるテーマが設定されるのだが、今回のテーマは「イメージの文明化 – CLICHE (型にはまったもの) の文明化」だった。

今年のプログラムの出来は、非常に良かった。オープニングセレモニーの後に、ポルトガルのマルチメディア・アワードが、RUI REININHO (GNR)、オーディオ・ミクロン・ウェーブズ (MACAU RADIO)、D-MARS(RECORDS LOOP)、POST-HIT、CAMANE、LURAなどのミュージシャンが出席して行われた。

昨年の音楽プログラムに引き続き、今回もポルトガルをはじめ、世界の新しい音楽を広めようという試みが感じられた。ポルトガルのミュージシャンでは、アクティブ・ファクター、1-UIKプロジェクト、ニコレット、BULLLET、アルティメット・アーキテクツが登場。他国のミュージシャンでは、ニューアルバム「TRES COSAS」を披露したファナ・モリーナ、こちらもニューアルバム「LIKES…」を演奏したダニ・シシリアーノ(マシュー・ハーバートの最愛のパートナー)、アルバム「KESTO」を演奏したフィンランドのアーティスト「PAN SONIC」、ファンク・ストラング、トレバー・ジャクソン、という顔ぶれが、リスボンの「DISCOTECA LUX」に集まった。

「DISCOTECA LUX」は、「MOSTRA MUSA」と題した、ポルトガルのデザイン集団MUSAの展覧会会場でもあった。MUSAは、ポルトガルのデザインにおける若い世代を刺激し、サポートしている集団で、国内だけではなく世界的なレベルで活動をしている。さらに、「MOSTRA DE DVD」と題したセクションでは、ワープレコードからリリースされた、クリス・カニンガムやアレックス・ラタフォード、デイビッド・スレイドの1988年から2004年の作品を集めたDVD「ワープ・ビジョン」の上映もあった。

「ISOLATED FUNKSTORUNG.TRIPLE MEDIA」も展示されていた。これは、アートワーク、スケッチ、デザインを収録した本と、彼らのアルバム「DISCONNECTED」のミュージックビデオとショートフィルムを収録したDVDという構成のもので、「DISCONNECTED」のリリースの際に、ビジュアルリミックスのコンペティションを行い、800名を超えるデザイナーから寄せられた1,200の応募作品の中から厳選されたアートワークのコンピレーションになっている。

NUMEROフェスティバルはこうして今年も、音楽だけではなく、様々なパフォーマンス、フィルム、ショートフィルム、アニメーションというプログラムを展開し、今年も幕を閉じた。

NUMERO FESTIVAL 2004
会期:2004年11月3日〜13日
住所:Rua Pinheiro Chagas, 28 – 1 drt – 1050 -178 Lisboa
infonumerofest@netcabo.pt
www.numerofestival.com

Text: Simone Biffi from Troopdesign & Carlos Matias from dialectica
Translation: Naoko Fukushi

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