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オーディオビジバ・フェスティバル 2004

HAPPENINGText: Roberto Bagatti

ミラノ・フィルム・フェスティバルの一環として、エレクトロニカとビジュアルのフェスティバル、オーディオビジバが開催された。今回はプラッドマウス・オン・マーズなどの名前を列ね、これまで開催された中で一番のラインナップだと思う。それぞれのライブは、ミュージシャンとビジュアルアーティストとのコラボレーションだった。

マウス・オン・マーズ(以下MOM)のライブは、街の中心に位置する城の掘で行われ、彼らは、テクノ、ハウス、ドラムンベース、ジャズ、ダブ、ヒップホップをまるでしゃっくりのようにミックスし、フェスティバルのスタートを切った。スリルジョッキーからリリースした最新アルバム「ラディカル・コネクター」を披露し、彼らは観衆を虜にしていたが、私はと言うと、少しがっかりした。

もしあなたがMOMの特徴であるエクペリメンタルなライブを想像していたら驚くかもしれないが、私がそこで耳にした彼らの最新アルバムは、よりオーソドックスな4つ打ちのハウスのノリだった。おそらく観客が次のステップを予測できないようにしているのだろうが、実際彼らのライブはそんなに予測不可能なものだっただろうか?

MOMらしさは残していながらも、彼らの“有機的”なアプローチが失われ、他大多数のエレクトロニカと同化しつつある。ミラノでプレイされたライブを見て、これまでに見た様々なライブを思い出したが、結局彼らのライブは、“そのうちの一つ” になってしまった。

ロサ・バルバのビジュアルは、ゴーカートにくくり付けられたマネキンが地面に衝突(しかも衝突の度に頭がカメラにぶつかる)するという、不穏でパワフルなイメージをはじめ相変わらずの憂鬱さだった。

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