インパルスタンツ・フェスティバル

HAPPENING


Anne Teresa De Keersmaeker & Rosas: “Bitches Brew / Tacoma Narrows”, © Herman Sorgeloos


ウィーン・インパルスタンツ・フェスティバル」は、様々なワークショップやイベントが開催される祭典。ウィーンっ子にとっては、夏のお楽しみのひとつだ。参加者だけではなく、オーディエンスも世界中から集まり、プログラムの内容も実に充実している。

世界中のコンテンポラリー・ダンスを幅広く紹介するのが、このインパルスタンツの目的。今年は29のダンスプロダクションが参加する他、5本の映画が、ウィ−ン市内でもっとも豪華な劇場で上映されている。


DV8 Physical Theatre / Lloyd Newson: “The Cost of Living”, © Jimmy Pozarik

今年のオープニングを飾ったのは「ラララ・ヒューマンステップス」というカナダのグループ。フォルクス劇場で「アメリア」というスピード感、ダイナミック感満点の魅力的な作品を披露した。

バーグ劇場でパフォーマンスを行ったのは、イギリスの「DV8」。ロイド・ニューソンが振り付けを担当した作品「ザ・コスト・オブ・リビング」を披露した。これは、人間らしさについてをユーモラスに描いた作品で、素晴らしい映像と完璧なダンスが印象的だった。


Wim Vandekeybus & Ultima Vez: “Blush”, © Jean-Pierre Stoop

インパルスタンツ2003では、音楽をこよなく愛する人の為のプログラムも用意。ウィム・ヴァンデキーバス&ウルティマ・ヴェツによる「ブラッシュ」と、アン・テレサ・デ・ケースメーカーによる「ビッチーズ・ブリュー/タコマ・ナローズ」が披露されたのだが、ケースメーカーは、マイルス・デイビスの作品を紹介。デイビスの楽曲がドイツ語圏で披露されるのは、今回が初めての試みだ。

革新的で、強硬としたダンスを見せてくれたのは、フランス人振り付け師、ボリス・カルマッツとアライン・バッファード。その他、チェコ、ドイツ、オーストリアなどからのダンサー達が「8:tension」というプログラムでパフォーマンスを行う。

また、ワークショップやリサーチもフェスティバルと平行して行われ、初心者からプロのダンサーを対象とした150以上のセミナーが開催されている。バレエからモダンダンス、現代ダンス、ヒップホップ、アフロ、ジャズ、そしてヨガまで、1日に4、5回に渡ってワークショップは行われている。西海岸のダンスシーンも紹介するワークショップは注目だ。

ImPulsTanz
会期:2003年7月10日〜8月10日
会場:Burgtheater、Volkstheater、Akademietheater、Schauspielhaus、Odeon、
   Project Space/Kunsthalle Wien、Art for Art/ThSG-Werkstaetten、
   Probebuehnen des Wiener Burgtheaters、Flex
TEL:+43-188-088
info@impulstanz.com
www.impulstanz.com

Text: Christina Merl
Photos: Courtesy of ImPulsTanz
Translation: Sachiko Kurashina

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