第9回 上海ビエンナーレ
「再発電」と題した第9回上海ビエンナーレが行われた。前回までは上海の中心に位置する人民広場の中の上海美術館で行われていたが、今回からは万博会場後の建物を利用した新しいアート施設の「パワーステーション・オブ・アート」をメ...
「再発電」と題した第9回上海ビエンナーレが行われた。前回までは上海の中心に位置する人民広場の中の上海美術館で行われていたが、今回からは万博会場後の建物を利用した新しいアート施設の「パワーステーション・オブ・アート」をメ...
もしあなたが中国のコンテンポラリーアートに興味を持っているならば、9月の第1週目の週末に上海を訪れるべきだ。 会場風景 Photo: SH Contemporary 2012 SH Contemporary(上海コンテンポラリー・アートフェアー、以後SHC)...
日中国交正常化40周年を記念した展示「個園」(こえん)が中国杭州市で行われた。日本では中国との関係を記念したイベントやプロジェクトなどが熱心に企画されている。これを中国は冷静に見ているというのが現状で、多くの場合は日本...
© Shanghai World Financial Center 2011年秋、上海環球金融センター(SWFC)の運営開始3周年を記念した様々なイベントが同ビルで行われた。上海環球金融センターは上海のプードン(浦東)に位置する。そこは、経済都市上海で特...
「中国映像芸術 1988-2011」展が9月9日から上海の民生現代美術館で開催、1980年代末から活躍する57名のアーティストによる、およそ70の作品が展示されている。館長のハー・ジューシン(何炬星)は語る。『今展示は学術的な視点をもと...
上海コンテンポラリー・アートフェア2011(SH Contemporary 2011)が9月8日から10日まで開催された。今回はマッシモ・トッリジャーニがキュレーターを務め、アートイベントと共に上海展覧会センターで盛大に行われた。世界中のコレク...
アジアのアートマーケットの好調さは近年のアジア(特に中国)の動向として様々なメディアで伝えられているが、その震源地の一つとしてあげられる上海。昨年の上海万博を契機に街の様相も一変し、世界でも最も活況を見せる都市の一つ...
民生現代美術館で開催されている「三部作」は芸術家・リュウ・ウェイ(刘韡)が過去2年間の間に制作した大型インスタレーション作品、彫刻、音声インスタレーション作品や絵画等を集めた展覧会である。ミクロ政治、身体と権力の対峙...
ゲット・イット・ラウダー 2010(Get It Louder 2010)は、「シェアリズム(sharism)」というテーマのもと開かれた。2005年から始まったこの展覧会は、中国の新進気鋭のクリエイターを盛りたてていこうというもの。デザイン、映画、...
第二回テルナ賞とガルッツォ・ヴィジュアル・アート協会が上海に招聘され「現代エネルギー」をテーマの中心としたイタリア人アーティストの展覧会が開催された。当初、理想郷というテーマは実体のないものにも感じられたが、28人...
マルクスの世紀の名作「資本論」にインスパイアされた舞台「資本・論」。上海話劇芸術センターを中心として制作されてきたこの作品が、8月19日から8月29日まで上海美琪大戯院で上演される。 数多くの賞を受賞した脚本家ユィ・...
自然は、幾千年もの年月のなかでゆっくりと創造と繁殖を繰り返してきた。そして我々人間の生活空間となり、人の誕生や植物の成長といった日々のちいさな出来事を見守り、壮大で彩り豊かな風景を創ってきた。 人間の創造とはそもそもこ...