クリストフ・ランバート展「差し迫った混沌」
ヘリウムカーボーイ・アートスペースの5メートルの高さの壁は、様々なアートでちりばめられている。キャンバス作品の横に紙の作品、大きな作品の隣に小さな作品。あるものは暗めで、またあるものは蛍光色でまばゆい。 ギャラ...
ヘリウムカーボーイ・アートスペースの5メートルの高さの壁は、様々なアートでちりばめられている。キャンバス作品の横に紙の作品、大きな作品の隣に小さな作品。あるものは暗めで、またあるものは蛍光色でまばゆい。 ギャラ...
「イグアポップ展」は今年最も楽しめたヘリウムカウボーイ・アートスペースでの展覧会。それはきっと9人の素晴らしいアーティストの作品をみることができたからか、スペインのギャラリー・イグアポップが寒くて古めかしいハンブルグ...
目と口を模した3つの楕円‐もしこのシンプルな組み合わせを見たなら ボリス・ホペックの作品の一つに直面したときであろう。ただそれだけが彼の作品だと解る特徴ではない。他にもまたたとえば、ダンボールにペイントする彼がよく使う...
この春の美しい午後に、本当にこの3メートルの厚みのある燃料庫のコンクリートの壁の中で過ごすつもりなのだろうか?と思ったが、私はこの超現実主義な建物を大変気に入っているし、ここでこれから私を満足させるようなコンセプトの...
ドイツ・アートブック財団は毎年ドイツでその年に創刊された最も美しい本に対し賞を送っている。主な焦点は本としての実用性にある。読みやすさやサイズ、重さ、紙の色、文字と紙のコントラストの具合なども要因とされ審査員によって...
ドイツはハンブルグ、アルトナ駅。やたらと道幅の広い歩行者天国を歩いて行くと、1970年代に建てられたという、巨大な空きビルに出くわす。店舗のひとつであった、ドイツ全国に支店を持つ百貨店のカールシュタットも2年ほど前に閉店...
歓迎のためのバグパイプ。現在ハンブルグで行われているカタリーナ・グシュウェントナーの展覧会「ダス・エルステ・マル」(初回の意味)のオープニングに入場すると、来場者はライブ・ミュージックとギャラリー、ファインクンスト・...
2004年のこと、ドイツのアーティスト、ニーナ・ブラウンがストリートウェア・カンパニー「SUMO」を立ち上げた。1998年にスケートボーダー達が男性優位のスケート界をもとに始めたものに、ニーナが再び注目し、彼女のアートを取り入れ...
僕が住むここ、ドイツのハンブルグには、ハンブルグ・アート校(通称、HFBK)という学校がある。ファインアートや商業デザイン、ビジュアル・コミュニケーション、彫刻、建築などを学ぶことができるこの学校では毎年、大規模な卒業制...
アルネ・ヤコブセンの生誕100周年を記念して、現在ハンブルグのダイヒトーアハレンで、「アルネ・ヤコブセン:完全なモダン」と題した展覧会が開催されている。ヤコブセンは、1930年から70年代にかけて活躍したデンマーク人建築家。完...
「コントラスト(差異)」というテーマの下開催された今年のプロファイル・インターメディア5。クライアントが求めている目的とのコントラスト、アーティストが作品を作り出す上でのコントラスト、またその作品がどのようにオーディ...
今月は、ベータラウンジの「ライブ」について書こうと思う。そのベータラウンジの根本的な概念は、オンラインでコンサートを行うというもの。ミュージシャンやDJがクラブでパフォーマンスを行い、それらの音楽がインターネットのライ...