アンノウン・アジア 2021

HAPPENINGText: Taketo Oguchi


青松拓馬

2019年に続き、2度目の出展となる大阪生まれで、現在東京在住の青松拓馬。街で見かけた印象的な人をモチーフにしたという、カラフルな人物画をクレパスとアクリルマーカーを使い描いている。人物画といっても、動物などの生き物がミックスされていたりと、表現方法はとてもユニークだ。今回は出品されていなかったが、本業であるというアニメーションの作品も見てみたくなった。


新原愛美

人間の感情を融合させた擬人花を、キャンバスにアクリル絵の具で描いた、大分県出身の新原愛美。昨年に続き二度目の出展だ。自身の感情を表現することができない花を擬人化し、言いたいことがあるのに言えないもしくは言わないという状況を、SNSでいうところの「裏アカウント」感覚で作品制作したという。


前田麦

札幌在住でリボンを使ったアート、リボネシアなどの活動も行う前田麦は、近年、イラストレーションをベースに、平面、立体を問わず様々なアプローチで作品制作を行っている。今回は、イラストレーションに合わせてカーブした木製パネルに抽象化した人物モチーフの作品とスタンプや事務印をコラージュして作りあげた小作品を発表した。

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