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カリン・ホフコ

PEOPLEText: Yurie Hatano

最近のプロジェクトについて教えて下さい。

OKERAKAというプロジェクトがあります。カラオケを切り離したもので、いろいろな歌が細かい欠片に刻まれているのです。それは歌詞ではなくて、サウンドのハーモニー部分だけになります。それらをアレンジした新しい歌に、それぞれのコントリビューターやシンガーが先入観に捕われることのないユニークな解釈の歌詞をかみ合わすのです。例えば、フィリピンのカラオケトラック10曲が、一つの作品になったりしています。

カリン・ホフコ

ではこのサンドウィッチ・エンターテイメントに合わせて歌ってみてください!「Nr. 03-OKERAKA」です。今のところ英語とフィリピン語とロシア語のバージョンがあります。

カリン・ホフコ

サイトで紹介されている「OKYO」などのサイドプロジェクトとは、どのようなアイディアから生まれていますか?

どうやって答えましょう?まず「サイドプロジェクト」という言葉について調べましょう。

ウィキペディア(英語版)によると『ポピュラーミュージックにおいて、サイドプロジェクトは、あるバンドで既に知られている一人以上の人によって行われるプロジェクト。一時的に異なったスタイルに切り替えるバンドやアーティストにも当てはまる。通常これらのプロジェクトは、メインプロジェクトによって確立された境界の中では探検できないと感じるその人やバンドの音楽的興味の、異なった局面を強調する。サイドプロジェクトが、後にフルタイムの活動になることもあるが、ソロ活動もしくは別のバンドのためにバンドをやめるということではない。』とあります。

しっくりきますね!サイドプロジェクト大好きです!私の頭を回転させ続けるために重要です。

OKYOは、私の夫であるレインボーモンキーとのプロジェクト。私達は2004年に出会い、すぐに音楽制作によって感情を表現する強い必要性を感じました。ファーストアルバムが完成するまでに1年くらいかかり、それをデストリビュートする人を探すのに、もう1年かかりました。今は、セカンドアルバムについて頭を悩ませているところです。ファーストアルバムは、ニュージーランドのオンラインレーベル「Sellmates」でMP3のダウンロードができますのでどうぞ!もしくはマイスペースをご覧ください。

今回のSHIFTカバーのコンセプトは?

なにかエンターテイメント性があって、人的で、シフトするアクションに関係したものを作りたいと思いました。

カリン・ホフコ

ニュージーランドのアートシーンについて教えて下さい。

私よりもニュージーランドのことを良く知っている友人たちから発言を集めてみました。

「島国根性で内省的」
「若くてモダン」
「知られていないが良い」
「競争心が必要ない」
「土地固有のアーティスト」
「全く別の国」
「ニュージーランドのアーティストはよくやってる」
「商業的なアーティスト/協力的/文句なし」

次に挑戦したいことは何ですか?

私には、トーンとリズムだけに基づいた新しい言語を作成することによって、人類と、宇宙人と、動物と、他の物の間の革命的なコミュニケーションフォームを発明する、というビジョンがあります。
こちらのリンクをクリックすると『こんにちは、ご機嫌いかがですか?いい天気ですね?』という一節が、翻訳されてどのように聞こえるかという、ちょっとした試作品が見れますよ。

SHIFT読者にメッセージをお願いします。

SHIFTチームに、こんな素晴らしいプラットフォームを提供してくれてありがとう!そして私の家族と、長い付きあいの友人イナクにも感謝します。

Text: Yurie Hatano

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